つぶつぶタンタン 臼村さおりの物語

身体の健康と無意識のパワーへ 癒しの旅~Have a Beautiful Day.~

高橋克彦「総門谷」の感想 読書日記

2024-08-30 18:14:25 | 本の感想/読書日記

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台風、被害に遭われている方にお見舞い申しげます。どうぞご安全を第一にお過ごしください。

ゆっくり進んでいるのでまだかなり南を進んでいる台風ですが、夕べは埼玉県でも大雨でした。

市役所と近隣施設の駐車場が車両の避難先として開放されていたようでした。

また夜中には隣りの川越市で川の水位が警戒状態に達したからでしょう、避難所が開設されました。

今は雨が止んでいるのですが、またきっと降るのでしょう。


ちょっと前ですが、もふり書房で入手した高橋克彦さんの小説「総門谷」を読んだ。

もふり書房はカフェモフリーに併設されている古書店。

文庫版で784ページというボリューム感、しかも1989年出版で最近の文庫本よりも字のサイズが小さい。

読めるかなと思いきや、あっという間に読んでしまった。

SF伝奇小説です。


高橋克彦さんの本は昔何冊か読んだことがあって、宇宙人が出てくる話が多い印象。そして今回も宇宙人の話。

主な舞台は東京と岩手。岩手でUFOが目撃された。本当なのか嘘なのか。テレビで特集番組を作るが…。

そこから話が発展し、総門谷という知られざる世界があることがわかってくる。

谷で暮らす地底人の物語です。

 

雑誌「ムー」の世界、のような感じなのかもしれない。

「ムー」はきっとムー大陸が名称の由来なのでしょう。

わたしは、いかにも読んでそうかもですが、実は一度も読んだことがない。見かけたこともない。

とおもっていたら、先日、電車のなかで向かいの席に座っていた男性が読んでいました。

 

ピラミッドとか縄文とか宇宙人とかナスカの地上絵とかナウマン象とか出てくる1万年規模の小説でした。

あまりにも規模が大きくて、短い人生でPTSDつくってわたし何やっているんだろうと途中おもいました。

 

歴史上の人物がいろいろ出てきます。

小説だから、ネタバレになってしまうので、書きにくい。

読んでよかったとおもっている。

古めの本なので社会描写とか人々の価値観とか共感できない部分もあるけど

もう一度読みたいとさえおもう。

 

読書交換会の持っていったら、理系のエンジニアが持って帰ってくれました。

ちょうど興味がかぶったようです。

古めの本は持っていこうかどうか迷うのですが、持って行ってよかったのだ。


いつかの遠い未来、わたしたちが宇宙に移住する日は来るのでしょうか。

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どうもありがとうございました。

今日もあなたにとってよい日でありますように。

 

臼村さおり X(旧twitter) @saori_u
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