つぶつぶタンタン 臼村さおりの物語

身体の健康と無意識のパワーへ 癒しの旅~Have a Beautiful Day.~

太陽ありがとう、夜のお散歩も楽しい 忘れませんように

2020-04-15 19:08:48 | 太陽

つぶつぶタンタンに愛猫太陽のことを綴るのを楽しみにしています。覚えていることを綴っておきたい。あたしの物語という言葉に甘え、勝手なことを書かせていただいています。
この場を使わせていただけること、感謝申し上げます。


非常事態宣言が出された影響で生活のリズムが変わっている。できるだけ太陽と一緒だったときと同じリズムだったらいいのに、あなたが亡くなった途端リズムもを変わると、思い出せなくなる気がして淋しい。

コロナでどこかで緊張しているときもあって、そうするとあなたとのつながりを感じられなくなる。呼吸をゆったりと過ごしたい。

いまあなたのことを思い出して涙することはかなり減った。むしろだから忘れないうちに、思い出を思い出しやすいように綴る、そんなフェーズに入った。時はすばらしく残酷だね。記憶が置き換わっていくのであれば、せめて納得のいく記憶に置き換えたい。コロナのニュースで自分を消耗しないようにしたい。

太陽はほとんど人のことを引っ掻かない猫だった。だけどよく噛みついた。本気の噛みつき。何か気に入らないことがあると近寄って噛みついたりとかはない。だけど抱っこしていたり、あるいは太陽に顔を近づけすぎたときとか、唐突に噛みついた。
左上1本しか牙が残っていないのになかなかの威力で、散歩中に膝に載せているときに顔を近づけて、頬に噛みつかれたときは、血が出て顔がキズになったこともあった。太陽に噛みつかれたことは何度かあったけどここ半年くらいに一番大きな噛みがあったなあ。
甘噛みじゃなくて本気で来ていて、たいていの場合、よけることができた。よけると空振りしたように口を勢いよく閉じていた。外であなたが膝の上でくつろいでいるときに、動かそうとすると、うううーとよく怒ったね。台座に人格はいらなかったのでしょう。

あたしの左手の手の甲には、三毛猫由芽に引っ掻かれた傷がうっすらと残っている。少なくみつもっても5年以上前の傷だけど消えない。かつてうちである猫を飼おうと画策していたことがあって、そのときにその子猫を家に入れたら、由芽がものすごい剣幕で怒った。子猫を引っ掻こうとしたから、子猫をかばったら手についたのがこの傷。由芽ちゃん、勘弁してよ、本気すぎ。
傷跡が消えなかった当初はショックだったけど、由芽が亡くなった今となっては、その傷をみるとうれしい気持ちになります。

太陽にかまれた頬の傷は消えた。消えてよかったけど、まあ傷跡になるのもよかったなとおもうよ。外に出ると急に気が強くなったね。やっぱり散歩中は縄張りにいるからどこか戦闘モードだったのでしょう。外に出るまでは下手に頼むけど、一度外に出たらこっちのものだったのもあるでしょうね。

寒い冬は自分から膝に乗りたがったね。肉球が触れるのはコンクリートでさぞ冷たかったでしょう。リードをつけているからどうしても歩くのはほとんどがコンクリートだもんね。太陽が膝に乗った重みを感じたい。

かつては明るいときしか出ないようにしていたけど、リードをいつもつけるようにしてからは、夜も外に出るようになったね。懐中電灯は必須だったのにあたしはよく忘れて、一度玄関を出てから取りに戻ることに、太陽は不満だった。待たせてすいません。

夜遅くのほうが車が来ないから、むしろ太陽はご機嫌だったね。うん、冬の夜は厳しいから遅い時間じゃないほうがよかったよね。3月になって暖かくなりだして、またよく夜遅く歩いたね。太陽がいるからよかったけど、一人で歩いていたら完全に不審人物だよ。歩くペースもゆっくりだしね。

太陽と夜遅く歩くようになってから、真夜中の時間がすっかり怖くなくなりました。なんというか自分が不審人物にならない、相手を怖がらせないということに注力すると、相手を怖がる余裕がなくなるのです。これは実際の人間関係では気をつけなきゃかもだよね、何事もバランスだし。
ただこの件については、真夜中にあたしがひとり住宅街にいたら怖いだろうなとおもうのです。お屋敷街ではないから、窓開けたらすぐ道路。夜中にふと外みて、そこに中年の女性がひとり立っていたら、凍ります。あたしだったら嫌だ。だからできるだけ物音を立てないように、ひとつの家の前に立ち止まりすぎないようにしていた。もっともご近所さんは、みんな太陽のことを知っていて、ご近所さんがみないい方たちだったから、太陽はあちらこちら散歩を楽しめました。どうもありがとうございます。道以外の部分も歩かせていただける環境にあり、とても感謝しております。

雨だから、太陽も歩かないだろうと思い込んで傘を持たずに一緒に出たときに、歩き出して濡れてしまったこともあったね。一度真夜中にそれやって、しかもけっこう雨が強くなってきた(最初から強かった?)。そしてあなたはあろうことか、あるご住居の道路じゃないところに面している窓のそばにたたずんで、あのときはどうしようかとおもった。抱えて帰った。嫌だよ。真夜中に道に面していない窓を開けたら、雨に濡れたおばさんが立っていたら。。。

でも真夜中の大冒険楽しかったね。またやりたいね。あんなことを一緒にやってくれる猫は今後もきっと太陽だけなんだろうね。

今日も書けてしあわせだった。太陽ありがとう。

今日という日を大切に生きます。

臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。

エネルギーサロン・タンタン
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