つぶつぶタンタンに愛猫太陽のことを綴るのを楽しみにしています。覚えていることを綴っておきたい。あたしの物語という言葉に甘え、勝手なことを書かせていただいています。
この場を使わせていただけること、感謝申し上げます。
坂上忍さんがMCを務めるTV番組「動物王国」をみた。ちょうど坂上さんが飼っていた犬リクちゃんの話のときだった。リクちゃんは成長不良で10か月でなくなる。そのリクちゃんが坂上さんの家に来てからしばらくしたころから、見始めた。
太陽と同じだとおもった。なんというか全然同じじゃないけど、でもものすごく坂上さんの気持ちに共感した。一生懸命になったところ、後悔でいっぱいのところ、いっぱい。
坂上さんはリクちゃんとの生活がきっかけで、行き場のない犬や猫を引き取ることを決めた。あたしもあなたのおかげで、何をしていくかということも意識していきたいね、太陽。
そのあと、ライオンのこどもの話も続けてみてしまって、動物好きだなとあらためておもったよ。動物好きは、人によって温度感の差が大きい。
そして実は、あたし太陽のこと好きすぎるなと心のどこかでおもっていた。傍からみたら変なんじゃないか、こだわりすぎなんじゃないかとか。
散歩をしていることはあまり人に積極的に言わなかった。なぜなら犬の散歩だって1時間、2時間する人は稀であり、時間を使いすぎだと思われるのが嫌だった。もっと生産的なことをするべきだ、仕事をするべきだ、動物相手にバカみたい、頭おかしいと思われるのが嫌だった。
このつぶつぶタンタンに太陽のことを書き続けるのだって、傍から見たらドン引きなのかもなーと、心のどこかでおもっていた。
でも、おもったの。
坂上さんをみて、こういう人いた、大丈夫、あたし普通だと。よかった、ほっとした。
でですね、そのあとさらにおもいました。
あなた何を気にしているの？ 誰のために生きているの？ 自分の人生でしょ？ と一生そうやって人目を気にしていきたいの？ と。
自分もかわいそうだし、そんなことをずっと思われていて、なんというか人に言えない日陰の身にしていた太陽もかわいそうだと。すまん。
少なくとも、太陽をそんなかわいそうな存在にしたくないのだ。
太陽、ごめんね。あなたがなくなったときに、生き方について考えさせてもらったのに、またおんなじことしているなあと。。
あたしの癖なんだろうな。
よしよし、と自分をかわいく慰めておく。そうだね。太陽のように、こだわらず、自身にも強要せず、気にしない。できる限り、自分に何かを押し付けないようにしよう。
誰かに何かを言われたり、価値観の差が大きく苦しかったら、距離をあければいい。
もちろん、強要はしない。だけど、我慢もいいかなと。
今太陽のことを書いているけど、おそらく、いろいろな自分の出来事への反応の仕方も似ている。こういうの癖というか、全部つながっていて、過去の記憶が自分をつくっている。
自分をつくり、人間関係をつくり、環境をつくる。
あたしも、すべての人も、ご自身の人生を堪能できるような世の中になりますように。
という気持ちを持ち続けたい。そしてまずは自分から。
周りや一緒にいてくれる方たちへの感謝を忘れないよ。どうもありがとうございます。
ではまた
◆臼村さおり twitter @saori_u
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