今は二十四節気で白露(はくろ)と呼ばれるとき。今年2019年は9月8日(日)から9月22日(日)まで。
涼しくなったな、もの哀しいなとおもうと、残暑が戻ってきている今年。けれども白露は、暦便覧によると「陰気やうやく重りて、露にごりて白色となれば也」、大気が冷えてきて露ができる頃といわれている。朝夕の冷え込みが出てくる。
少しずつ少しずつ乾燥してくる。だから肺を大切にしてあげる時期ともいわれている。ワコールで呼吸筋を緩めるストレッチが紹介されていた。
⇒白露(はくろ)/肺を鍛えてかぜ予防!
ワコールボディブックに二十四節気からみた「養生生活」が連載されていて参考になる。毎回読んでいる。
エネルギーでみると、あれこれと動きまわったり、新しいことを試したりしないほうがいい時期だとおもっている。なんというか形になりかけているものが壊れかねない。
だからどちらかというと今までの流れをぐぃーと後押しする、もう一押しする、みたいな流れのほうがあっている。
季節に即した比喩で話すと、すでに出来上がっている型に、液体(露)が注入される。ようやく作ったエネルギーが液体になったところ。型はもうできている。その型に入れるか、入れないかという段階であって、今は型をつくる時期ではない。
そしてまだ中身は固まっていないから、あばれたら外にこぼれてしまう。
季節ごとに「こういう動きがあっている」というのはある。けれども、たいていの人は得意な動きというのがある。あたしはせっかちで熟成させたり、待ったりするのがあまり得意ではない。
すぐあれこれ試したくなる。けれども試すのは春の動き。今壊そうとするとたいていこじれる。
この時期もいろいろ試行錯誤しようとしてしまっていて、、、ヤバイな、抑えられないよとおもった。だから自身をボートに例えたら動力源、ターボエンジンにあたるものを取り外して、隠してさらに扉に鍵かけておいたよ。
入れていく液体は水でもあるけれど、上手にいっぱい入れれば、あるいは上手にいっぱい受け止められれば、水よりももっと密度や濃度が濃いものにもできるよ。持っていたり、受け取れたりする液体の量や種類はひとそれぞれ。楽しみだね。
そして「今は液体の元をつくる段階でもない」から、だから今までの流れを後押ししていきましょう。←自分に言い聞かせている。
今年は、ちょっと苦手だけど、だまされたとおもって後押しに注力してみようとがんばっている。二科展でうかれてしまって凧の糸が危うかったけど、途中で軌道修正した。
来年の白露の時期に、今年のこの成果(だったらいいな)を踏まえて、何かまた別の視点から投稿できたらいいな。
ではまた
◆臼村さおり twitter @saori_u
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