つぶつぶタンタン 臼村さおりの物語

身体の健康と無意識のパワーへ 癒しの旅~Have a Beautiful Day.~

【読書】 千夜一夜物語(バートン版)を読んでいます 2/8

2020-09-30 10:03:50 | 本の感想/読書日記

先だって読み始めた千夜一夜物語。
⇒ 【読書】 千夜一夜物語(バートン版)を読み始める 1/8

ようやく2冊目が終わり、3冊目に入ったところで読むのを中断してしまっています。9月に入ってから流れがはやくなっていて、目の前のことに丁寧に対応しようとおもっています。今年中に読み終わるのは無理かなあどうかなあとおもっているところ。

本、特に物語を読むことは心と頭の栄養です。読書する時間は確保したいし、だからこそ読書交換会の存在はありがたいのだ。

千夜一夜物語、8冊のうち2冊目。

筑摩書房だと全11巻だけど、あたしが読んでいる河出書房のものは全部で8冊です。

千夜一夜物語は、ディズニーの影響で魔術のイメージが強かったのだけど、魔術や魔人はあまりででてきません。イスラム教の話が多い。

現代と異なる部分は多いであろうとはいえ、イスラム世界の価値観や美観を知るのにもよい気がしている。世界っていろいろで、あたしたちが想定しているものは限られたものに過ぎないのかもしれないね。

ハリウッド映画で有色人種が主人公になることが少なかったのと同じように、あたしたちはアラブ人が主人公になっている物語を読むことはあまりない。新鮮でした。

いかんせん、長編なので気軽には勧めにくいけれど、一生に一度は読んでみてもよいかもしれない。

自身の覚え書きもかねて、第2巻の目次をご紹介。

第55夜~第145夜
オマル・ビン・ヌウマン王とふたりの息子シャルルカンとザウ・アル・マカンの物語

第146夜~第147夜
鳥と獣と大工の物語

第148夜~第149夜
隠者の物語/水鳥と亀の物語/狼と狐の話

第150夜~第151夜
二十日鼠と猫いたちの話/猫と烏の話/狐と烏の話

第152夜
はり鼠とじゅずかけ鳩の話/泥棒と猿の話/雀と孔雀の話

第153夜~第169夜
アリ・ビン・バッカルとシャムス・アル・ナハルの物語

第170夜~第209夜
カマル・アル・ザマンの物語

 

登場人物の名前をなかなか覚えられない。そのとき覚えたとしても少しすると忘れてしまいます。

「オマル・ビン・ヌウマン王とふたりの息子シャルルカンとザウ・アル・マカンの物語」が千夜一夜物語一番の長編みたい。第1巻から続いているお話でした。


長編のほうが読んでいて面白い。

ただ終わり方が急に物語がストンストンとまとまってしまったり、「え?その展開ありなの?」という感じだったり、現代小説とは少し異なる。けれどもそこが逆になんというかこういう世界もあるんだろうな、案外こんな感じなのかもとおもわせてもらっていい感じ。

読むそばから物語を忘れていてただページを追っているだけのときもある。千夜一夜物語の長さを考えると、もう一度読むことは今のところ想定できないから、もったいない気もする。

まあでもきっと世界があたしの中に流れ込んできている。

これからも読む続けよう。

年内に全部読めるかな。

東京読書交換会を開催しています。池袋で本を持ち寄ってお互いの本を交換したり、オンラインで読書経験を交換したりする会です。
東京読書交換会ウェブサイト
※今後の予定は2020年10月9日(金)夜・オンライン、10月24日(土)夜・池袋です。

臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。


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