壺阪山:南法華寺(壺阪寺)
「枕草子」のなかで「寺は壷阪、笠置、法輪」と霊験の寺として、筆頭に上がっている西国第六番札所;壷阪寺。
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197段(枕草子)
寺は壺阪 笠置 法輪
霊山は、釈迦仏の御すみかなるが、あはれなるなり。
石山 粉河 志賀。
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石山寺は西国第十三番札所、粉河寺は西国第三番札所だ。
5月19日快晴の日に、枕草子にも読まれている「あの 壷阪寺」にお参りした。
参道を歩いても青葉若葉の美しい木々に気をいただいているようで気持ちがいい。
壷阪寺は、お里と目の見えない沢市の夫婦愛を描いた人形浄瑠璃「壺坂霊験記」でも有名だ。
あの有名なセリフの
「妻は夫を労りつつ、夫は妻に慕いつつ~」という浪曲が。。。
あぁ~あの歌いだしはお里と沢市だったんだと。。。
子供の頃に聞いていたセリフを壷阪寺で納得することになった。(笑)
ご詠歌は、
岩をたて 水をたたえて
壺阪の 庭にいさごも
浄土なるらん
意味は、慈悲の道から
壷阪寺には、屹立する岩石や妙なる水が流れる池水があります。
深い信心の心で見れば、寺の庭も金・銀の砂を敷きつめた観音様の浄土のように見えます。
ご本尊の「十一面千手千眼観世音菩薩」は、今までの十一面千手観音様とすこし趣がちがっていた。
千本の手のそれぞれの掌に一眼をもつ、どのような衆生をも漏らさず救済してもらえそうな気がした。
(合掌)
本堂からは美しい二上山も望め、石造の壺阪大仏や大観音石造など壷阪寺ならではの境内に驚きながら参拝。
西国巡礼再開ですね
西国霊場を巡ることでご利益をいただけますよね
というか巡ることができるということがご利益だと思います(^_^)b
Kazeも壺阪寺にお参りしてお里と沢市の舞台なんだなと思いました(o^^o)
五月晴れのお天気が続いています。
>巡ることができるということがご利益だと思います
はい、いいお天気でしたのでお参りできたらいいなぁ~
と思い立ち出かけました。
ほんとうにそうですね。
お参りできることがご利益だと思います。(^-^;
一寺、一寺、自分の歩きでお参りできることが嬉しいです。