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 ローテの谷間の試合だったのですが、序盤を青木高がなんとか凌ぎ、終盤は横山、シュルツ、永川の必死の継投で逃げ切りました。昨日の逆転負けはショックが大きかったのですが、今日なんとか勝てたのは大きかったですね。

チーム 123456789
カープ
0
0
3
1
1
0
0
0
1
6
ベイスターズ
0
0
0
2
1
0
1
0
0
4




 先発の青木高広は5回79球を投げて、2安打1四球6奪三振で3失点(自責点2)。随分久しぶりの登板となったのですが、いつになく三振も多く取れましたし、かなり調子は良かったんじゃないですかね。ルーキーイヤー以来、2年ぶりの勝利投手となりました。
 ただまあ、エラーがらみの3点目はしかたが無いにしても、四球→ホームランの2失点はいつもの失点パターンでして、その辺りを克服できないと、先発6番手としてはともかく、ローテーション確定とまではなかなか言えませんね。球数的には余裕があったのに5回で降板したのも、まだ信用が足りないからです。6回3失点くらいが、せめてクリアしてもらいたいボーダーですね。篠田の復帰が遅れているので、まだしばらくは青木高が先発する試合があるでしょう。青木高はタイプ的にはやはり先発で起用したいので、なんとかローテで使いたくなるくらいの内容を示してもらいたいですね。

 青木高の後は、横山、シュルツ、永川の3人で4イニングを1失点。出来れば3人それぞれ1イニングずつというのが理想なのですが、6連戦の最終日ならではの継投だったでしょうか。昨日林があれだけ派手に打たれなければ、本当は6回は林だったんでしょうけどね。
 勝ち試合を任せられる中継ぎが、横山、シュルツ、永川の3人しかいないというのが辛いところです。慢性的な貧打のために、勝つにしろ負けるにしろ接戦が多くなり、特定の投手に負担が掛かっているのも否めません。夏場に差し掛かり、疲労も蓄積してきますので、ここがカープのアキレス腱とならないか、心配です。

 打線は9安打6四球で6得点。6得点はしましたが、もっと点取れたよなーというケースも多かったですね。もっと加点できていればそれだけ継投も楽になったわけで、打線の弱さも中継ぎの負担増の一因ですよね。特に4番の栗原が全然打てなかったのが痛かったです。昨日の試合なんかも、栗原が1本打っていれば逆転までは至らなかったんじゃないかとも思います。

 打線で目立ったのはフィリップス。3回に先制の3ランを放てば、5回は四球でチャンスメイク。そして9回には貴重な追加点となる犠牲フライと、1安打1四球ながら4打点の活躍でした。
 フィリップスはここまで6試合に出場して、24打数7安打2四球4三振2本塁打8打点という成績です。2本塁打は出ていますがあまり力感は感じられず、どちらかというとアベレージヒッターのようですね。打点を稼いでくれそうなので、半分チャンスメーカーな3番よりは、打点に専念しやすい5番の方が向いているかもしれません。栗原の調子が今ひとつなので、可能なら3番栗原、4番フィリップスの方が機能するかもしれませんけどね。
 ただ、外野守備は不安たっぷりですので、出来ればサードで起用したいところですね。そのためにはマクレーンを控えに追いやるくらい、他の外野手が頑張ってくれないといけないのですが……。さすがにマクレーンをレフトに回すよりは、フィリップスの方がマシなのかなぁ?

 これでベイスターズ3連戦は2勝1敗と勝ち越しました。でも改めて振り返ってみると、本来なら昨日も勝って、3連勝できたよなぁという印象が強いですね。
 来週は新潟の新球場でタイガースと2連戦の後、一日開いてナゴヤドームでドラゴンズ3連戦です。新潟には行ければ行こうかとも考えていたのですが、ちょっと無理そうです。先週3タテを喰らったドラゴンズには、是が非でも雪辱を果たさなくてはなりませんね。
 先発は、齊藤、ルイス、大竹、前田健太、小松の順でしょうか。水曜日に小松を持ってきて、ルイス以降をひとつづつ後ろにずらすかもしれませんが、中7日になりますし、再来週にはオールスター前の9連戦があるので、なるべく主力を前倒ししてくるんじゃないでしょうかね。


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