あー。
今日勝てば3位となりクライマックスシリーズ進出が決まるというカープの今季最終戦でしたが、0-3で敗北し、2015年シーズンは4位で終了となりました。
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チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計
| ドラゴンズ
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 3
| 0
| 3
| カープ
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
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ピッチャーが踏ん張るも、打線がぜんぜん点を取れず、最後に力尽きる。なんつーかもう、すごく今年のカープらしい試合でしたね。
先発のマエケンは7回125球を投げて6安打3四球で無失点。何度となく得点圏にランナーを背負いながらも、ついにホームを踏ませることはありませんでした。まさに熱投。これぞエースというピッチングでしたね。
今年のマエケンは本当に安定していて、炎上したといえるのは9/19のドラゴンズ戦くらい(そのときは5回途中7失点(自責点6))。結局、最多勝を決めたとはいえ、普通に打線の援護があれば、20勝位しててもおかしくなかったんですけどね。
来年はメジャー挑戦がほぼ決定的と言われていますけど、今年の内容を見せられたら、何も文句はありません。メジャーの舞台でも活躍してもらいたいですね。WBC での内容から考えても、充分通用すると思います。
しかしながら、マエケンの後を継いだ大瀬良がつかまり2失点。さらに中崎が投手の若松にタイムリーを打たれてもう1失点。終盤の競った展開で踏ん張りきることができませんでした。
でも、さすがにこの2人を責めることはできませんね。夏場以降、Aクラス争いから脱落しそうで最後まで喰らいつくことができたのは、間違いなくこの2人が投げまくってくれたおかです。マエケンも含め、今日投げた3人は、いわゆる「こいつで負けたならしょうがない」という投手だと思います。
で、問題は打撃陣。引退登板で一人だけで降板した先発・山本昌はともかく、大野、若松の前に僅か1安打で完封負けを喰らってしまいました。
マエケンが粘って粘ってなんとか無失点でしのいで、さあこっちの番だと思ったら、カープは一瞬で三者凡退。もう、こんな重要な試合で、なんでこんなしょっぱい展開になってしまうのか。惜しい場面もほとんどなく、あっさり試合終了となってしまいました。
チーム打撃成績はそんなに悪いわけでもないのですが、どうしてもここぞというところでの得点能力に欠ける。今年のカープ最大の問題点は、最後の最後まで払拭されることはありませんでした。得点能力の向上は、来季に向けての最重要課題ですね。
今年は開幕ダッシュに失敗し、7連敗もあったりして4月終了時点で9勝16敗の借金7。しかしそれ以降は月間負け越しも無く、少しずつ借金を減らして、最終的には69勝71敗3分の借金2。正直、もっと負けているような印象だったので、なんとか上位に喰らいついていったとも言えます。
ただ、今年はカープが久しぶりに優勝するチャンスだったことは間違いなかったので、やっぱりよくやったというよりは、残念な思いの方が強いんですよね。セ・リーグに突出したチームがいなかったという要因もありますし、黒田が復帰して投手陣が充実していただけに、せめて打撃が去年並だったら……。その意味では、そういうチャンスの年に、1年目の監督が回ってきたというのも巡り合わせが悪かったかもしれません。
ま、結果は残念でしたが、グダグダ言っても結果が変わるわけでもありません。おそらくですが、セ・リーグはこれからしばらく、本命不在の戦国時代が続くんじゃないかと思います。マエケンが抜けちゃうかもしれませんが、来年以降もカープ優勝のチャンスはきっと巡ってくると思います。
カープの今シーズンは終わってしまいましたが、来年に向けて、オフシーズンもしっかりと準備して欲しいと思います。まずは、今月22日にあるドラフト会議ですね。
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