きんえんSwitter

医者の心の目で日々を綴ります

花粉症と色眼鏡

2023年03月15日 | ヘルスリテラシー
今年は飛散しているスギ花粉量が多いとかで、悲惨な思いをしている方は多いのではないでしょうか?

私もこれまでは大丈夫と思っていましたが、いよいよ今年は目のかゆみやくしゃみといったアレルギー反応が出現しました。

多勢の敵から激しい攻撃をしかけられたら、平和主義者も抗戦しないわけにはいかないということでしょうか・・・
なんだか、からだの中も外も、争ってばかりの世の中です。
平和に暮らしたいのは、みなの願いのはずなんですけれどね。

先週末、自宅でくつろいでいたら、朝日がとてもまぶしく感じて、目が開けていられなくなりました。
小学生のころ、結膜炎になったときのことを思い出しました。
おそらく、目をこすって傷つけてしまったのでしょう。

目薬をさして、ほんのり温めた「目枕」をして休んでいたら、どうにかおさまりました。

こういうときは、サングラスをかけて、紫外線を避けるほうがいいと思いましたので、物置から色眼鏡を探し出してきました。
その昔、ヒマラヤ登山用にあつらえたもので、レンズには度が入っています。
30年近く前のものなので、度数が合っていないかもしれないなと思いましたが、実際にかけてみたら、運転には支障なかったので助かりました。

その後は、朝と晩に、眼球専用の洗浄液で目を洗い、アレルギー用の目薬をさしてケアしています。

いまのところ抗アレルギー剤を内服するほどではないのですが、市販の花粉ブロックスプレーを使うと、症状が出にくい気がします。
静電気を防止して、花粉を寄せ付けにくくするというものですが、空気が乾燥して静電気がおきやすい今の時期は、併用してみるのも一つの方法かもしれません。



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