ネイルサロンできれいにペディキュアしてもらったら、ちょうどお腹が空いてきました。
時間は13時過ぎ。
運動がてら、下駄を鳴らしながらアーケード商店街を少し歩いてみましたら、大人な雰囲気の素敵なカクテルバーCが開いており、店の前には昼間の雰囲気には似合わないバーテンダー氏が立っていました。
かつて、お店の禁煙化をお手伝いしたバーです。
ランチ用のテイクアウト弁当を売っているようでした。
新宿や池袋で、お酒を飲ませて接待するような店の利用者から感染者が多く出て、再び不安な状況になりつつあります。
同じような業種の方々は、そんななか、生き残りをかけて、頑張っていらっしゃるのでしょう。
いったん減ったように見えた感染者が緊急事態宣言の解除後に再び増えているのは明らかです。
ウィルスが居なくなったわけではありませんから、人の動きが活発化すれば、ウィルスも活発化します。
当然といえば当然です。
ウィルスが体内に入ってから症状がでるまでには10日から2週間といわれており、感染を疑って検査機関を受診してPCR検査を受けてから結果が判明するまでの時間を加味すると、感染の実態を把握するには、20日間くらいの時間が必要であることは、誰でも理解できることです。
感染者の判明数は残念ながら、まだしばらく増えていくでしょうね···
空腹に負けて、バーの近くの台湾料理屋に入りました。
店は路面に広く解放され、その時店内の客は、話をしながらチャーハンを食べている2人組の20~30代のサラリーマン男性たちのみでしたので、彼らとは離れ、壁に向かったカウンター席で定食を注文。
料理ができてくるのを待っている間、店の奥にある洗面所に行き、石鹸で手を洗いました。
席に戻るとちょうど料理が運ばれてきて、グッドタイミング。
もうすぐ食べ終わろうかというとき、20代後半くらいの男性が店にはいってきて、私のすぐとなりに座ったので、ギョッとしました。
店は広く、十分距離をとれる席が他にあるのに、です。
彼はマスクをしていましたが、水と一緒に運ばれてきた小さな使い捨てのウェットナプキンで手をササッと拭いただけで、スマホを見ています。
「ちゃんと手を洗わんかい!」と、心のなかで彼に向かってツッコミを入れつつ、早く食べ終えようとしていた矢先、なんと今度はいきなりタバコ臭に襲われました!
急いで店内を見渡すと、いつのまにやってきていたのか、数メートル奥の席でタバコを吸っている白ワイシャツ姿の若い男性がいました。
私が速攻で会計し、店を出たのは言うまでもありません。
·手を洗わない
·距離をとらない
·離れた人に聞こえるくらいの声で喋りながら食べる
·タバコを吸う
これらはみな、ウィルスを他人にうつらせるかもしれない行為です。
たまたまかもしれませんが、客に離れた席をすすめなかった店員さんを含め、みな20~30代の方でした。
空腹だったからとはいえ、店の選択を誤った自分のことも、反省しています。
なぜ感染が拡大しているのか?
数字を追いかけるだけではなんの解決もしません。
検証することが大切です。
中学の時、数学のN先生が口を酸っぱくしておっしゃっていたのを思い出しました。
「問題を解いたときの計算式は、決して消すんじゃないわよ!間違ったときに、どこで違ったのか、後でわかるようにするために残しておきなさい」
あなたが今日とった行動は、クリーンですか?
思い返してください。