先日、所用があって、都内に宿泊しました。
ホテルは素泊まりプラン。
案の定、ホテル内の朝食会場は、外国からの観光客が長蛇の列を作っていました。
多くの人で賑わうビュッフェスタイルの朝食に、感染のリスクを負いつつ、二千円を費やす気にはなりません。
とはいえ、肌寒い週末だったので、コンビニのサンドイッチやおにぎりを狭い部屋で食べるという気分にもなれず。
美味しくて暖かい朝ご飯を求めて、運動がてら、ホテル周辺を歩いてみました。
ところが、西新宿・都庁周辺には、いわゆる商業施設が路面にはほとんど見当たりません。
しばらく歩いてやっと見つけたのは、DOUTORの文字の黒と黄色の看板。
普段からコーヒーは飲みませんし、ドトールコーヒー店はタバコ臭くて暗い喫茶店というイメージしかなかったので、ちょっと迷いました。
でも、大きな交差点に面しており、入り口が開放されていて、店内はスタバのような作りになっており、お客さんはほとんどいない状態だったので、ホットモーニングという大きなメニュー看板に誘われて、恐る恐る入ってみました。
店の奥のほうをのぞくと、喫煙室があったので、煙が届きにくい入り口付近のカウンター席でホットサンドとロイヤルミルクティーをいただきました。
ちょっと調べてみたら、ドトールは、「全席禁煙」「飲食不可の喫煙ブースを設置」「電子タバコのみ喫煙可能な喫煙席を設置」という3つのパターンがあるようです。
2020年4月に健康増進法では、喫煙対策について細かく規定が設けられた形で改正され、ドトールはそれに習って設備投資をしていると思われます。
けれども、受動喫煙を防ぐために有効な分煙方法というものはありません。
全面禁煙化を推進する会社と、喫煙可能な状態を維持しようとする会社の違いはどこにあるのでしょうか?
まあ、ざっくり言ってしまえば、会社のトップのヘルスリテラシーが反映されていると思われます。