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久しぶりにリモート喫煙防止・がん予防教室を行いました。
最近は直接学校へうかがって授業をするパターンも増えたのですが、養護教諭の先生のご意向で、コロナ禍と同様にリモートで実施している学校もあります。
この学校では課題提出などに、子供たちにタブレットを活用させているようです。
今日は前もってチェロの演奏もリクエストされており、出勤早々、指慣らし。
病院内でのコンサートや慰霊祭、ワクチンギグなどを通して、私がチェロを弾くことは職場に知られています。
養護のA先生からいただいたリクエスト曲は、「君をのせて」。
私は知りませんでしたが、宮崎駿監督作品の曲で、小学校の教科書に掲載されているそうです。
私のチェロにあわせて、子供たちが歌ってくれました。
5年生の喫煙防止教育は、前もってA先生が授業をしてくださっているので、今日は1時限まるごと子供たちからの質問に答える形式です。
いい質問がたくさん出ました。
「タバコを吸っている人とそうでない人のちがいはなんですか?」
私が考えるいい質問というのは、答えは単純ではなく、いろいろと考えさせられるような深い問いかけです。
喫煙者と非喫煙者の違い・・・
いろいろな側面、視点によって、違いがあります。
今日は子供たちにこんなふうに答えました。
「決定的な違いは、生活の自由さ、ですね」
ほかに、依存症について、こんな質問もありました。
「ゲームや砂糖よりもタバコのほうがやめにくいですか?」
発達段階にある子どもの脳は、大人の脳に比べて容易に依存に陥りやすいといわれています。
健やかな人生を送るためには、教育が何よりも大切。
チェロを聞いてもらった後、A先生が子供たちに言いました。
「クラブ活動などを通していろいろな体験をして、人生を豊かに生きていってほしいと思っているのよ」