佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

ダブルスタンダードの話

2011年11月14日 02時29分36秒 | 食・レシピ

 

 前にもチラッと書きましたが。。。

 

 

 自分で食料を調達しないといけないので、

頻繁にスーパーに行くわけですが、

行かれる方というのは、

何となく「決めていること」ってあると思います。

 

 僕の決め事というのは、

 

・輸入野菜、輸入肉は買わない

・甘味料の入っているものは買わない

 

 というのを、大体決めています。

 

 ただ、例えば肉で言えば、

自分で買わなくても、

たまに牛丼屋へ行くと、そこの肉は普通に食べるし、

外食した時に、それを完全に避けることは

恐らくできないと思います。

でも、自分で手にとって買おうとはやはり思わない。

野菜は余計そうですね。

 

 でも、避けていると思っていても、

大体どこかで許容しているところがある。

それがダブルスタンダードなんですけど、

 

 例えば、「肉」の話にしても、

本格的なイタリア料理やフランス料理で使う肉、

「現地直輸入」

だと何だかありがたい感じになるけど、

本場だから安全なのかというとそういうものでもないし、

でもそう考えれば、

そもそも外国産の肉も「既に店頭に並んでいる」訳だから、

安全性ということだけで言えば、

外国産だから危ないというのは時代錯誤な気がするし、

イタリアやフランスは良くて、

中国とかアジアはダメなのか、

じゃあデンマーク産とかはどうなのか、

それはローストポークで本場になるから安心?なのか、

じゃあ最近よく見るブラジル産の鶏肉はどうなんだ、とか。

ここで避けていてもどうせどこかで口に入っている訳で。。。

 

 そう考えていくと、

たとえ豆腐や納豆が健康に良いとしても、

使っている大豆はほぼ米国かカナダ産で、

そこまで避けていたらパンなんか食えなくなるし。

これは本当に、各自の判断ということなんですよね。

 

 もう一つ書くと、

以前から、加工品を買う時に、

必ず原材料とかラベルをチェックするんですね。

これを見てしまうと、

本当にこれを買っても良いのだろうか、

という気持ちになってくるんですよね。

「保存料」とか「発色剤」とか「着色料」って

本当に何なんだ。。。とか、

「果汁の飲料なのに酸味料。。。」

「コーヒーなのに苦味料。。。」

「えっ、糊料って?サンドイッチに糊料。。。

まさか、この卵の粘り気は糊料で。。。

作る時に混ぜてるのか。。。でもそもそも

糊料って何だ?」

とか、

 

 

 何を言いたいかというと、

例えば自分の親がサンドイッチを作るとして、

親が卵の中に何だか分からない怪しい物質を入れていたら、

人間性を疑いますよね。

「これで粘りを出すのよ」って言われたら。。。

でも、そうやって作られている品物を

我々は食べているわけで、

例えば麻婆豆腐を作る時に、

普通は片栗粉とかでとろみをつけるんでしょうけど、

市販のものであれば、

実際は片栗粉よりもっと安い「何か」を使っているんだろうし、

 

 最近、食品を買う時に、

そんなことばかり考えるので、

本当に「これはダメ」「あれはダメ」

「これにも入ってる」「こっちも入ってる」

とか、

そうしたら買える物が無くなったりして(苦笑)。

でもここで買わなくても、

どこかでそういうものを口にはしている訳で。。。

 

 最近のTPPの話で言えば、

これこそダブルスタンダードを、

製造する側が適用することになるんですよね、多分。

つまり、僕みたいな買い手がいたとすれば、

コメとか肉とか野菜とか、

安いという理由だけでは買わない人は結構いる、

とは思うんですけど、

作り手側からすると、

結局原料とかの表示義務の無いような分からないところには

海外の安い農産物を使うようになるのは

絶対に間違いないんですよね。

この間ちょっと驚いたのは、

煎餅とかに使っている米、

これ、よくよく表示を見たら

アメリカ産とか中国産、っていうのがある。

せんべいもそういうことになっているんですよね。

外食産業とか、弁当とかの食品の加工品とか、

そういうところは絶対に安いものを使うようになります。

 

 そうなってくると、

そもそも外国産というだけで怪しいという見方をするのは、、、

という最初の話になってきます。

でも、僕は多分外国産の肉は買わないだろうな、

と思いつつ、でもどこかでは食している、

と、

食に関しては、いろんなダブルスタンダードがあるんですよね。

「果汁100%は10%未満とかより体に良い

でしょうけど、オレンジとかグレープフルーツジュースとか、

そもそもみんな外国産だよな。。。」

とか、

この話はこうやって永久に続いてしまうので

この辺で止めますが(苦笑)。

 

 

 おっさんですらこんなことを思うので、

お子さんとかいる家って、

いろいろ考えるんじゃないですかね。

いやはや、大変ですな。。。

 


競争は

2011年11月12日 02時10分17秒 | 食・レシピ

 

 好きじゃないけど、

良くなることというのは、ある。

 

 スイーツの話ですが(笑)。

 

 tek310、以前から、

サークルKサンクスの、

というかロピアという会社の作るスイーツを

一押ししていた訳ですが

(シェリエドルチェの中にも色々な会社のがある)、

 

 他のコンビニも結構良い。

 

 昔のコンビニスイーツのイメージを

引きずっていた部分もあるのですが、

最近食したローソンとセブンイレブンのプリンは、

どちらも結構良かった。

プリンだからかな?

でも他のも結構良いです。

 

 ローソンとセブンイレブンは、

どちらかというと方向が近いですね。

込み入ったものを作るというよりは、

どちらかと言うとそのものの味の良さを追求する、

という方向性。

だから、あまり奇をてらったスイーツとかはなく、

結構ストレートなものが多いんですが、

それぞれのクオリティが結構高い。

「素材にこだわる」みたいな方向性って、

昔のコンビニでは成立しづらいものだと思うんですが、

それを実行しているのはなかなかだと思います。

 

 恐らくですが、

そういうスイーツの方が分かりやすく、

安心して買える、売れ行きが良い、のだと思います。

シェリエドルチェシリーズの特徴というのは、

むしろその反対のものが多く、

創作性というか組み合わせというか、

例えばカップにスプーンを入れた時に、

一緒に口に入る「層」の組み合わせの味のようなものを

追求しているなと感じることが結構あります。

ただ、実際売れるのは、シェリエドルチェでも

プリンだったりチーズケーキだったりのシンプルなもので、

その辺、前者の二社はハッキリしていると思います。

例えばローソンは、

ロールケーキのヒットが大きかったでしょうかね。

素材への信頼感というイメージを

上手く利用している気がします。

 

 こういう風に、

ある程度いろいろなところで競い合うと、

間違いなく味の向上には繋がるんだろうなと。

 

 以下余談ですけど、、、

 

日本という国だけなのか、

他国もそうなのか分かりませんが、

「外圧」が無いと、変化することができない、

という事実は言えると思います。

自分の中からだけ生じるもので変化していく、

というのは難しい。

自分の中だけだと思っていても、

他者からの影響とか情報とか、

そういうものがきっかけになることがほとんどで。

 

 農業に関してというか、

食に関しては、誰しも”ダブルスタンダード”があるので、

今のTPPの話題はいろいろ難しいところはあると思います。

これは後日。

 


こんなコンサートが。

2011年11月10日 00時38分12秒 | 合唱

 

 風邪引いてます。すみません。。。

 

 巻のアルカディア合唱団主催で、

宇都宮から男声合唱団を招いて、

コンサートを行います。

男声合唱団の指揮者は、東京カンタートの指揮コンで

一緒でして、向こうは1位になってノルウェーにも(苦笑)。

今お父上にもお世話になっているんですが(笑)。

僕が合唱団の集中練習で行けないため、、、

ぜひ足を運んでもらえたらと思います。

寺嶋陸也さんもピアニストとして来県!

 

 

 「歌う仲間のコンサート」

 

平成23年11月13日(日) 午後2時 開演

巻文化会館

入場料 500円

 

ゲスト 宇都宮おとこコーラス粋狂座

指 揮 田辺伸五郎(アルカディア合唱団)

     加藤拓(宇都宮おとこコーラス粋狂座)

ピアノ 寺嶋陸也

合 唱 アルカディア合唱団

     吉田フラウエンコール&宇都宮おとこコーラス粋狂座

 

曲 目 

◆アルカディア合唱団愛唱歌

手まりうた       (日本古謡)

とんがり山        (多田武彦作曲)

百姓娘         (ルーマニア民謡)

夜道をひとり歩めば (ロシア民謡)

夏の夕べ        (フィンランド民謡)

 

◆三文オペラ合唱組曲

Bertolt  Brecht作詩 加藤直訳詞 

KURT  Weill作曲 寺嶋陸也編曲

1.序曲

2.朝の賛美歌

3.大砲ソング

4.ポリーの歌

5.色欲の罠のバラード

6.快適な生活のバラード

7.ヒモの歌

8.人間の努力のむなしさの歌

9.ソロモン・ソング

10.マック・ザ・ナイフ

 

◆ノルウェーの曲

VARSOG 他

 

◆男声合唱とピアノのための ふじの山

 明治・大正・昭和の唱歌編曲集 より 寺嶋陸也編曲

 

◆混声合唱とピアノのための ふるさと 

 明治・大正・昭和の唱歌編曲集 より 寺嶋陸也編曲
 

 

 ぜひ!

 
 


2011青少年ふれあいコンサート

2011年11月08日 23時25分58秒 | 合唱

 

 11月5日(土)午後、

三条市立栄中学校体育館にて、

「2011青少年ふれあいコンサート」が

開催されました。

 

 主催は三条市青少年育成市民会議栄地区、

ということで、開催は今年が5周年記念とのこと。

こちらに三条フェスティバル合唱団が出演させて頂きました。

 

 出演団体は、

・三条市立栄中央保育所

・スガジャズダンス新潟スタジオ

・三条市立下田中学校吹奏楽部

・三条フェスティバル合唱団

・三条市立第一中学校吹奏楽部

・三条市立栄中学校吹奏楽部

でした。

三条フェスは大人代表で、且つ合唱代表、

という感じになりました。

 

 体育館ということで、

合唱にとってはどうかな。。。と思っていたんですが、

思いのほか響きのよい体育館で、

吹奏楽だと逆にワンワンするようなところでした。

演奏したのは

「砂山」「ゴンドラの唄」「さとうきび畑」「涙をこえて」

でした。

中学生から大人まで聴いていらしたので、

選曲としてはまずまずだったかと手前味噌(笑)。

ただしトークでは2か所スベりましたが(爆)。

 

 本当に響きがよかったので、

楽しく演奏させて頂きました。

聴き手にどう伝わったか分かりませんが、

とにかくありがとうございました。