12月18日(日)、出身合唱団の定期演奏会へ行く。
会場は音楽文化会館。
今年は全国大会で銀賞。
人数も増え、充実した様子が伺える。
1ステはアカペラ。
ラッソのEchoは、客席両側に合唱隊を配置。
両方なのが良かったと思う。
モートンを挟み、ラインベルガー。
このドッペルコーラス、まずまずの響きだった。
サウンド的に、非常にブリリアントな響き。
いい音が鳴っていた。
2ステは学指揮ステージ。
総じて言ってしまうと、言葉の発語へのアプローチなど、
細部への詰めの甘さを感じる。雰囲気に任せてしまった感じが。
しかし、学指揮の苦労は分かっているつもりなので、
これからも頑張って欲しい。
3ステは「オペラ座の怪人」。
うーん、英語の発音、陰影が出るといいなと思う。
このステージを一番暗譜して欲しかったかな。
4ステ、高嶋みどり「白鳥」。
響きとして、サウンドとしては良い。綺麗で厚みがあるのだが、
そこから先へのアプローチが欲しいと思った。
終曲の「小鳥が歌う」は、手慣れていて良い演奏だった。
時間のない中での定期演奏会と思う。
1回1回の練習の中で、より積極的な音楽作りを
して欲しいと思う。
言葉へのアプローチ(音楽的な)ができれば、
もっと完成度が増すはず。
でも、僕がいたときより、明らかに良いサウンドを
手に入れている。うらやましい。
主要ポストが変わると思うが、
来年以降の活動にも注目したい。