ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧仙北町横堀を往く-4(その2)

2021年09月04日 | 旧仙北町を往く

<「福田」の「中村」付近のバス通り>

●歩いた日:2021年8月18日(水)

●歩いた所

  ・堀見内:寺村、西穴沢、穴沢

  ・福 田:中村、大面、穴沢、内巻、上福田、川原道下

  ・横 堀:杉下、星宮、南福島

        ※ 「穴沢」は、大字の「堀見内」と「福田」の両方にある。

●歩いたログ(足跡)(道のり6.3km)

 (以上の地図:国土地理院)

 (📷01から)しばらく行くと道が左にカーブしている。その道端に珍しいものがある。

<「寺村」の一角にて>


 「仙岩峠の茶屋」といえば、「仙北市」の旧「田沢湖町」の山中、「岩手県」境近くの「国道46号」線沿いにあるドライブインである。近年になって「おでん」が注目を集め、テレビなどでも紹介されたことから、かなりの人気商品になっているようだ。

 それにあやかって?「大曲」にも店を構えるほか、スーパーなどでの出張販売も行っているようで、私が出会ったのは出張販売用の屋台である。

 その屋台がなんでここにあるのだろう?。この辺りの人が出張販売を行っているのかな?。

 正面の看板に「昭和41年創業」の文字が見える。私が「盛岡」の大学に入ったのはS43年。2年生の時だったろうか、父親から譲り受けた50ccのバイクで、ヘルメットもかぶらず「大曲」から「盛岡」まで走った。当時は「仙岩トンネル」を通り抜ける現在の道路は開通しておらず、ジグザグ道の「仙岩峠」を通って県境を行き来していた。その時、文字通り峠にあった「仙岩峠の茶屋」の前を通った記憶がある。

 「盛岡」の下宿に着いたら頭が砂ぼこりで真っ白になっていた。バイクは通学や「岩手県」内などのツーリングに卒業するまで乗り回した。

 屋台の脇を進み、カギ型に折れて細い道をさらに北に向かう。

📷02:「西穴沢」の一角


 左手奥から来たところ。建ち並ぶ家々は「寺村」。中央やや右寄りに前掲の屋台が見える。右手奥に「向川寺」の高い杉木立が見える。

 バス通りの道に出て北に向かう。十字路に出たところで振り返る。

📷03:「中村」の一角


 奥から来たところ。手前の家々は「福田字中村」である。「中村」は文字通り「中心の村」という意味なので、元々の「福田村」の中心地は、この後立ち寄った小学校などがあるところではなく、この辺りだったようだ。

 ここの交差点には記念碑のようなものが建っていた記憶があったので、少し北の方に行ってみたが、道端に何基かの墓があるのみ。記念碑は撤去、あるいは移転したのであろうか。

 バス通りはここから写真左に折れ、東に向かっている。その道を少し進むと、鮮やかな彩りが目に飛び込む。

(「大面」の花畑)


 道端のかなり広い土地に赤、ピンク、白の花を着けた「ベゴニア」がきれいに並んでいる。そして前面に防草シートを敷いている。

 かなりの手間と金がかかると思われるが、誰が管理しているのだろうか。それにしても見事な眺めである。

(以上その2)


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