★旧仙南村金沢・旧六郷町六郷東根を往く②

＜「乗上」の風景＞

●歩いた日：2023年5月31日（水）

●歩いた所

 ・金沢　　：狐森、乗上、南明田地、上野際、碇

 ・六郷東根：四天地、一ツ屋、北田中、南明田地、碇

　　※　南明田地、碇は、金沢、六郷東根双方に（隣り合って）ある。

●歩いたログ（足跡）（道のり5.4km）

（以上の地図：国土地理院）

　（📷002から）引き返して元の道をまた東に少し行くと、道端に大きな鳥居がある。

（「乗上」の「薬師神社」参道入口）

　鳥居脇の立派な石柱に「薬師神社」とある。参道は石段奥の杉林の中へ続いている。神社に立ち寄ってみることにする。

　緩い坂の参道を登って少し行くと、左手のさらに一段高い所が境内となっている。

（「薬師神社」のたたずまい）

　鬱蒼と茂る木立の中に、そんなに大きくはないがりっぱな社殿が建つ。神社境内であっても、木立が切り倒されているところが多いが、ここは鎮守の森の風情がそのまま残っている。いつまでも守りたい神社のたたずまいである。

　神社から引き返して、また東に向かう。

📸003：「乗上」の風景

　杉林を背後に抱え、前方（西側）に田んぼを望むところに「乗上」の家々が建ち並ぶ。この後歩いた「みずほの里ロード」は、最近開通した農道なので、写真に写る道が古くからの道なのだろう。昔の航空写真で確認してみたい。

　さらに東に進むと、道の両側は杉林となり、すぐ「みずほの里ロード」に突き当たる。左折してその道を北に向かう。少し行くと杉林が途切れ、西側の景色が広がる。

📸004：「一ツ屋」の風景

　以前にも「みずほの里ロード」を歩いたことがあるが、この道はこの辺りでは田んぼよりだいぶ高い山裾を走っており、そこからは見下ろすようにして素晴らしい景色を眺めることができる。

　奥の大きな集落は「一ツ屋」。今も鬱蒼とした木立を残し、農村ならではの趣のある風景を見せている。

　中段左端に白いガードレールの見えるところを「出川」が流れている。

　さらに北に進む。「金沢」（旧仙南村）から「六郷東根」（旧六郷町）に入る。

📸005：「一ツ屋」方面を望む

　右手の木立が「一ツ屋」の集落。

　左手に写る家のすぐ向こう側を、右から左に「出川」が流れる。川に向かってかなりの下り傾斜地になっており、田んぼは棚田の様相を呈している。

（③に続く）