ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧千畑町千屋・旧仙北町高梨を往く(土崎・払田)(その1)

2019年08月20日 | 旧千畑町を往く

<「土崎三井寺」から「上厨川」、「関根」方面を望む>

●歩いた日:2019年1月12日(土)

●歩いた所  

 ・土崎(千屋):関根、厨川、上厨川、三井寺、田中、下川原  

 ・払田(高梨):高柳、牛嶋、念仏谷地

●歩いた位置

●歩いたログ(足跡)(道のり4.8km)

(以上の地図:国土地理院)

 7月下旬(2019年)から連日猛烈な暑さが続き、熱中症になりそうで「仙北平野」歩きに出かけることができず、ブログの最新のネタが切れてしまいました。そこで、以前歩いたけれどもブログにはまだ登場していないところを探したら、年明け間もない1月中頃、「払田の柵」近くを歩いた記録と写真がありました。暑さでふーふー言っている時に冬景色の写真を眺めると、一時暑さを忘れて爽やかな心地もしましたので、今回はその記事を投稿したいと思います。

 それでは本文に入ります。

 以前、「本堂城回」にある「本堂城跡」を訪れた(「旧千畑町千屋を往く-1」)折に、城下町として造られたという「本堂町」を東に望み、すぐにでも歩いてみたいと思った。そこで、この時は「本堂町」を目指して出かけたが、積雪のために近くで駐車できる場所が見つからない。車でうろうろした後、「本堂城跡」を訪れた時に車を止めた県道沿いの待避所のような空地に行き着く。空地は除雪されているので、そこに車を置くことするが、そこから「本堂町」までは少し遠いので、県道の南側一帯を歩くことにする。なお、「本堂町」には雪の消えた4月に訪れ、「旧千畑町千屋を往く-2」でブログに掲載した。

 「払田の柵跡」のある「長森」の南側を走る県道沿いに「払田柵総合案内所」と「秋田県埋蔵文化財センター」がある。そこを少し東に行った、県道が緩くカーブしているところに道幅がそこだけ広くなったような場所がある。そこに車を置いてスタート。車から降りると向かい側の道端に標柱が立つ。

(「旧千畑町」と「旧仙北町」の境に立つ標柱)

 標柱には「史跡の里 大仙市仙北地域」とある。東から来ると、ここから「旧仙北町」に入り、「払田の柵跡」などの史跡の里だという案内の標柱である。ログ地図にも、「旧千畑町」が合併した「美郷町」と「旧仙北町」が合併した「大仙市」の境界線(二点鎖線)が引かれている。車を止めた場所は「旧千畑町」に入るようだ。

 この日は冬場のよく晴れた日で、除雪された道は乾いている。道の奥に「姫神山」がくっきり写る。雪はだいぶ少ない。

 東に進むとすぐ道の右手に高齢者の福祉施設、その隣に倉庫のような大きな建物が建つ。そこを過ぎると道の右手奥(南)に大きな屋敷が見え、屋敷に向かって除雪された道が延びている。地図を見ると、その道は屋敷を迂回してさらに南に延びているので、県道から右に折れ南に進む。ところが、除雪は屋敷に突き当たったところまでで、迂回する道は雪で歩けない。屋敷を突っ切って行くわけにもいかず、県道に引き返してまた東に進む。

 少し行くと県道脇に小さな墓地があり、そこからも南に延びる道がある。そこを右折する前に振り返ってカメラを向ける。

📷001:「厨川」の県道沿いから西を望む

 右端の道が県道で、左手の高い木立の屋敷まで行ってまた県道に引き返し、手前に歩いて来たところ。県道の右手奥に「姫神山」と「真山」がのぞく。屋敷の奥に広がる家々はこの後向かう「高柳」、「牛嶋」の集落。

 県道から右折すると、墓地の隣に集会所が建つ。「厨川会館」とある。南に進んで行くと大きな水路がある。そこを越えて家々が点在する中をさらに行くと、西から延びる道との丁字路があり、そこでカメラを取り出す。

📷002:「三井寺」から「上厨川」、「関根」方面を望む

 右手の道を来たところ。道沿いの家々は「上厨川」、左手にある大きな木立のある家が先ほど引き返した屋敷で「関根」。木立の左下に見える白い壁の建物は蔵のようだ。

 「関根」の屋敷の右手奥に県道沿いにあった高齢者福祉施設と白い大きな建物が写る。さらにその奥には「払田の柵跡」がある「長森」が見える。

(その2に続く)


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