ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧中仙町長野を往くー3(その1)

2017年02月24日 | 旧中仙町を往く

●歩いた日:20161014日(金)

●歩いた所:高畑、六日町・一ノ坪・新山・蓬田・坂ノ上・谷地中・茶畑

●歩いた位置

●歩いた足跡(ログ)(道のり:8.3km)

(以上の地図:国土地理院)

 ブログを開設して、最初に投稿したのは「長野を往くー1」で、「長野」の街中を歩いた記事を掲載しました。ブログには、同じ地域に偏らないよう、あちこちの記事を掲載してきまたしたが、実際には、ログ(足跡)を、途切れないようにして広げていきたい気持ちがあり、また、前回歩いた時に眺めた風景に引かれて、同じ地域に集中して出かける傾向があります。田んぼの秋作業が一段落した昨年10月の上旬から中旬にかけては、「長野」周辺ばかり歩いておりました。

 今回投稿するところもその時期に歩いたもので、「長野」の街中からその東側の「北長野」、さらには「旧豊川村」の「東長野」の記事を掲載します。

 それでは、本文に入ります。 

 「角館街道」、国道105号が「田沢湖線」を越える跨線橋の近くに、「道の駅なかせん」がある。その駐車場の一角に車を止めてスタート。

 まずは「長野」の街中で、前回(「長野を往くー1」で)歩き残した道を通ってみようと、国道と、そのそばを流れる「小滝川」を渡って、すぐ右に入る道を進む。「鈴木酒造店」の脇を過ぎたところで、街中を通る「旧角館街道」に出る。旧街道をほんの少し北東に進んでまた右(南)に折れる。そこでカメラを取り出す。

 📷001:「六日町」の街並み

 昔の面影を残す「長野」の街並みの様子は、「長野を往くー1」で掲載したが、この辺、「六日町」も、道の両側には落ち着いたたたずまいの家々が立ち並び、古い街通りの雰囲気を感じることができる。快晴の天気とあいまって、清々しい風景である。道の突き当りが「旧角館街道」。

 さらに進むと、「長野公民館」の入口の脇に大きな石碑が建っている。「農地改革記念碑」と書いてある。「仙北平野」をあちこち歩きまわると、区画整理など土地改良事業の碑はいたるところで目にするが、農地改革の碑は初めて見る。

 「小滝川」を再び越え、跨線橋を渡るため高いところを走っている国道の下を抜けると変則的な十字路に出る。そこを左前方に進むと道は鉄道の下へ延びている。

 鉄道下の歩道を通って「田沢湖線」を横断し、少し進んだところで振り返ってカメラを向ける。

📷002:「一ノ坪」の立体交差

 写真中央に今通ってきた鉄道下から上がってくる道、左側にその上を走る「田沢湖線」、右側に鉄道を越える国道の跨線橋が写っている。三段の立体交差である。

 高く盛土された国道と跨線橋が作られたため、視界が遮られてこの辺の景色は一変してしまったことだろう。ここ「一ノ坪」の人たちはどんな思いを抱いているのだろうか、などと考えてしまう。

 やがて「中仙中学校」の校舎が右手に見えてくる。正門はどこだろうと思いながらそちらに進む。正門は学校の東側にある。その前を通り過ぎて「斉内川」の堤防に上り、川沿いを東に進む。堤防の下は桜並木で、その向こうがグランドになっている。

(その2に続く)


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