以前のブログで、雪をかぶった我が家の梅の木の写真を投稿しました。この梅の木、かなりの老木で幹が腐りかけているところもありますが、毎年たくさんの実を着けます。
これまではまったく収穫せず、叔父や隣のばあさんが、「梅漬けにする梅がほしい」と言ってくれば、「はい、どうぞ好きなだけ持って行ってください」と言って分けてあげるだけでした。
道路沿いに木があり、放っておくと歩道に落果するので、家の敷地に掃き落とさないといけません。昨年の夏もそんな作業をしておりましたが、いかにも実がもったいない気がしてきました。
そこで、落ちた実でまだあまり熟していないものを拾い集め、木からも適当な実をもぎ取って「梅酒」を作ることにしました。妻には、「自分が飲みたいので作るんでしょ」と言われましたが、その通りです。
果実酒用のホワイトリカーと氷砂糖を買ってきて、実を漬け込みました。初めての梅酒づくりです。
冷暗所に置くといいと、ホワイトリカーの説明書きにあったので、クローゼットの隅に置きました。最初、氷砂糖がなかなか融けないので、どうなるのだろうかと思いましたが、やがて、砂糖も融け、梅のエキスが染み出して、写真のようにきれいな琥珀色になりました。
説明書きには、2~3ケ月程度で飲めるようになるとあったので、12月の仲間内の飲み会に持って行こうと、試しに少し飲んでみたところ、どうもまだ早い(若い?)ような気がして、持って行くのは止めにしました。
それから2月ほど経って、また試飲してみると、今度は良さそうなので、先週土曜日の飲み会に持参しました。
実は、私は梅酒をほとんど飲んだことがないので、梅酒の本来の味はどんなだろうと、飲み会に行く直前に、スーパーで小さなパック詰め買い、少しだけ飲んでみました。すると、自分で作ったものの方が美味しく(我田引水?)感じたので、安心して飲み会に出ました。
もっとも、アルコール度数は、買ったのが10%、作ったのは、ホワイトリカーの度数そのままの35%で、度数が高い分を美味しいと思っただけかも知れません。
飲み会では、皆のお世辞が半分以上でしょうが、美味しいといっていただきました。度数が高いせいで、すぐにほわ~~んと酔いが回ってきて、酔い覚ましに酒を飲むかといった人がおりました。甘みがあって飲みやすいので、飲み過ぎには注意が必要なようです。
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