●歩いた日:2018年5月15日(火)
●歩いたところ
・清水:高田、石田、上大蔵、下黒土、中屋敷、新処、沖田南田、館越
●歩いたログ(足跡)(道のり5.3km)
(以上の地図:国土地理院)
「上大蔵」の十字路から北に進むと、すぐ家並が途切れて田んぼ中の道となる。ログ地図に太い青線で描かれている川を越えてさらに進んだところで振り返る。
📷003:「中屋敷」から「上大蔵」を望む
北から望んだ「清水」の中心集落で、東西に長く連なる。
中央やや右手奥の大きな木立のところに寺の屋根がのぞく。その左手に、個人の家にしては大きすぎると思われるような大きな建物が目を引く。この後に是非立ち寄りたいと思いながら歩を進める。
ほとんどの田んぼに水が引かれ、あちこちで代掻き作業に精を出すトラクターのエンジン音が響き渡る。
さらに北に向かうと道の左沿いに家があり、この辺りは「下黒土」に属するようだ。その家の手前を右(東)に折れる。折れてすぐの十字路をまっすぐに進んだところで、振り返ってカメラを向ける。
📷004:「中屋敷」の一角にて
十字路を越える時に、南の方から子供連れの若い夫婦が歩いて来るのが見えていた。微笑ましい風景だったので、交差点に差し掛かったところをカメラに収める。先ほどまでは、後ろを歩く父親が押す三輪車に乗っていた子供が、疲れたのだろう、この時は前を行く母親の背中にしがみついている。
この辺りの田んぼは、田植えを待つばかりになっている。
また東に進むと、道脇の法面が草刈りされているが、タンポポを刈り残してある。
普通に生えている タンポポは繁殖力が旺盛でどんどん増えるため、全部刈ってしまう。鮮やかな黄色の花そのものはきれいなので、草刈りした人はそれを惜しんで刈り残したのだろうと、自分かってな思い込みから和やかな気持ちになり、思わずカメラに収める。
この法面の反対側は道で囲まれた三角形の畑地となっている。
📷005:「中屋敷」の一角2
左手の奥から手前に歩いてきたところだが、ログ地図を見ると、この道と写真中央から右端に向かう道は描かれておらず、奥に左右に走る道だけが記されている。
三角形の畑地で初老?の夫婦(電柱の陰に写っている)が何やら植え付けている。私の方に顔を向けたので近づいてタンポポのことを訊いてみる。すると、この辺のタンポポは「日本タンポポ」で、珍しいので刈り残したとのこと。花を一つ採って、裏の萼片?が反り返っていないのが日本原産のタンポポだと説明してくれた。自然の状態では繁殖力が旺盛な「西洋タンポポ」に駆逐され、普通私たちが見ているタンポポはほとんどが「西洋タンポポ」であるとの話もしてくれる。
また、道のことを訊いてみると、写真中央から右端に延びる道が、南北に通っていた昔からある道の一部で、田んぼの区画整理に伴って、ここの北側も南側も道がなくなり、この辺だけが残ったという。さらに東西に走る新しい道もできて、ここの畑地が道に囲まれてしまったようだ。
(その3に続く)
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