ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧六郷町六郷を往くー1(その3)

2017年03月30日 | 旧六郷町を往く

●歩いた日:201735日(日)

●歩いた所:遠槻・葭原・高田・浮池・八幡・南谷地・根子荒田・小婦気(旧六郷町六郷)

     和合(オオアザ)・坪立・荻ノ目・落合・於倉谷地(旧大曲市大曲)

     稲荷(旧仙北町高梨橋本)

●歩いた足跡(ログ)(道のり:6.9km

(以上の地図:国土地理院)

 さらに、進むと左手に神社と大きな建物がある。神社には「八幡宮」と書かれている。地図を見ると、ここの地名も「八幡」とあるので、神社が地名の由来のようである。神社前を通り過ぎ、振り返ってカメラを向ける。

📷006:「八幡」の農村公園

 道脇の看板にあるように、神社の隣は農村公園である。右の建物には「本館コミュニティーセンター」と書かれている。この名称は長くて言いづらいので、ほかのところでは、もっぱら「コミセン」と言っているのを聞いたことを思い出す。最初は、なんのことかわからなかったが。

 ところで、道端の雪から、りっぱな石柱が顔を出しているが、「コミセン」の門柱には不似合いだと感じた。帰ってから古い地図を見ると、ここに「文」のマークが記入されている。ここには、以前学校があり、その校門がそのまま残されていることに気付く。

 そこで、いつもの航空写真(S51年、国土地理院)で確かめる。

 この写真を見ると、校舎は南北に長い建物で、東側を向き、その前がグランドである。写真を拡大すると、道端に青い門柱も写っている。「六郷小学校」のHPで歴史を調べると、確かに、かつて「本館小学校」があり、S58年に統合したとある。

 なお、今回歩いた道と当時の道は一部異なっていることもわかる。

 また東に進むと、広域農道に突き当たり、脇に「ここは南谷地」の標識がある。今日はスタート時刻が少し遅く、昼まで余り時間がなくなったので、この辺から引返すことにする。

 広域農道を少し南下し、西へ折れてすぐカメラを取り出す。

📷007:「根子荒田」付近から西を望む

 緩やかにカーブする道に、雪をすっかり払い落とした家々の屋根や木々に、3月の暖かい陽射しが注ぎ、春が近いことを感じさせる。

 道右側は「八幡」の家々である。その奥に「姫神山」が望まれる。

(その4に続く)


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