●歩いた日:2016年7月20日(水)
●歩いた所:福田町、大花町、丸子町、福見町、戸巻町、大嶋、沼田、川前
●歩いた足跡(ログ)(道のり:9.9km)
(以上の地図:国土地理院)
「大曲を往くー1」の最後に、「大曲駅」から「丸子町」付近のS23年の航空写真(国土地理院)を掲げる。
光線の角度のせいだろうか、こんなにくっきり写っている写真も珍しい。
まず、「大曲駅」を確認していただきたい。「大曲」の市街地は、「丸子川」を挟んで駅の南西に広がっており、駅の東から北側は一面の田んぼである。汽車通学をしていたS40年代初めもまだこんな風景が望まれたことを記憶している。
右上隅から「奥羽本線」に向かう真っすぐの道が「旧角館街道」である。街道から少し奥まったところに、スタート直後に見た「大木の屋敷林」が写っている。この屋敷の北隅の一角を、今バイバスが通る。
「丸子川」と「窪関川」が合流する辺りは、川が激しく蛇行しているばかりでなく、かつての蛇行跡もはっきり残っていることがわかる。
なお、市街地に接するように「雄物川」が写る。現在、「雄物川」は付け替えられて、もっと西側を流れているが、これについては、いつかまたブログに掲載したいと思う。
また、右下に広がる田んぼの中に、今回写した📷002のY字路、📷003の「神明社」が写る。
23年より少し狭い範囲になるが、28年後になるS51年の航空写真も見ていただきたい。
「大曲駅」の東から北側はまだ田んぼが残っているが、「旧角館街道」と「窪関川」の間「福田町」や「大花町」、Y字路周辺の「丸子町」、「福見町」には、既にびっしり住宅が立ち並んでいる。
さらに41年後の現在、駅の北東一帯は、多くの住宅や店舗が立ち並び、バイパスも通って、田んぼはほとんど姿を消してしまった。駅にも「東口」が設けられた。
航空写真でこうして時代の変遷をたどることは、実際に歩いて来たところだけに、一層楽しさが増すように感じられる。
(終わり)
●ブログに掲載したログ(足跡)の累積(道のりの累計:86.8㎞)
次回からは、久しぶりに「旧中仙町長野」の街からその近くを歩いた記事を掲載する予定です。
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