ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★ 仙北平野、雪山3景

2019年01月13日 | 四季のたより

 2019年も明けて10日余り、大荒れではないもの年明けからずっと雪(雨も)模様の日が続いておりましたが、12日と今日13日は高気圧におおわれてよい天気に恵まれました。こんな日は放射冷却によって冷え込みが厳しくなり、今朝の我が家の温度計は-9度を示しました。寒いけれども日射しに輝く雪景色に魅かれ、カメラをもって車で出かけてみました。

 車から外の景色を眺めると、気温が低かったわりには木々に付着している霧氷は少なく、少しがっかりしましたが、空気が澄んでいて遠くの山々をくっきり眺めることができました。1月も中旬になって、冬至の時よりも少しずつ日が長くなっていることを実感しておりますが、太陽はまだまだ低い位置を動いていきます。ただ、山は、低い位置から斜めに射す日の光でかえって陰影が濃くなって、美しい姿を見せてくれるようです。

「秋田駒ヶ岳」です。

 

 「女岳」を取り囲む外輪山がくっきりと見えます。奥の一番高いところが「男岳」です。

 ところで、昨年の12月に新たにデジカメを購入しました。15年以上も前に購入して使い続けていたカメラにそんなに不満はなかったのですが、日射しの強い場所での撮影ではモニターが見えなくなり、あてずっぽう撮影のような状態だったため、ファインダー付きのカメラがほしいと思っておりました。

 妻には今のカメラで我慢したらと言われ、しばらく買うのは控えておりました。ある日、妻と連れ立ち電器屋さんに行きました。デジカメを見て回ると、その店ではファインダー付きのカメラは重そうな一眼レフしか見当たりませんでした。値段は8万円ほどでした。覗き見するには8万円かかるんだ、と妻に言われました。値段は別にしても、写真に凝るわけではないし、ウォーキングや山歩きにはできるだけ軽いコンパクトなカメラがいいと思っていたので、さらにインターネットで探しました。

 すると、コンパクトデジカメでもファインダー付きあり、値段も3~4万円位で各メーカーから出ていることを知り、購入者のコメントなどを参照してP社のカメラを選んで通販で購入しました。

 コンパクトデジカメといっても、性能はこれまで使用していたカメラとは雲泥の差があるようです。ようです、というのは、あまりにも多機能過ぎてほとんど使い切れていない状態のためですが、大きくズームアップして撮った時の画質が数段良くなったことだけは実感しております。

 ということで、ズームアップして撮った「駒ヶ岳」の山肌や手前の家々が、以前よりもきめ細かくすっきりして?いると感じております(ブログに投稿した写真がそうなっているかどうかはわかりませんが)。

 「秋田市」郊外の「太平山」です。

 

 「大仙市大曲」付近から、あれが「太平山」だと見る人はほとんどいないと思いますが、長らく「秋田市」に住んでいた私は、白く輝く「太平山」には思わず見入ってしまいします。左手、「秋田市」街に近い方から「前岳」、「中岳」、「奥岳」(一番高いピーク、普通「太平山」というと「奥岳」を指す)と連なる尾根がくっきり見えます。手前の霧氷が付着した木々は「玉川」の堤防内側にびっしりと生えている木です。昨夜は湿度が低かったせいでしょうか、霧氷の付き具合がいま一つ少ないようです。

 雪の田んぼにカラスが一羽舞い降りています。こんなところに餌があるのでしょうか。

 「東山」の眺めです。

 午前中は「東山」は影になって山肌がよく見えませんでしたが、午後になって日が西に傾くときれいな姿を見せてくれました。右端の高いところが「真昼岳」です。左端に、山頂付近まで白く続く、今は廃止された「旧千畑スキー場」のゲレンデが写ります。数年前にはこのゲレンデを歩くスキーやかんじきで一番上まで登り、そこから仙北平野を写した写真をブログにも投稿しました。今、登れるでしょうか。登ってみたい気は十分ありますが・・・。


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