ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧千畑町千屋を往く-2(その3)

2019年05月15日 | 旧千畑町を往く

<「本堂城回」地区、「仲ノ町」・「馬場」のY字路>

 

●歩いた日:2019年4月14日(日)

●歩いた所

 ・本堂城回:田町、館間、八ツ目川、本堂町、飛沢尻、馬場、若林、仲ノ町

 ・土崎  :上飛沢、松ノ木

●歩いたログ(足跡)(道のり6.4km)

(以上の地図:国土地理院)

 「本堂町」の家々が密集している中を北に通り抜けると、車から「本堂町」に向かって東に歩き始めた道の先に出る。出たところで右折し、少し進んで振り返る。

📷006:「本堂町」の通り

 📷002に写る道をまっすぐ進むとここに至る。前掲写真やこの写真の家並は、街部は別にして、他の農村集落に比べると格段に規模が大きい。ほかの地から人々を移住させて造った城下町であることを実感する。ただ、これだけ家並が続いていても店の看板がほとんど見られない。しかし、そのことでかえって落ち着いたたたずまいになっているになっているようだ。

 帰りはこの道を戻ることにして、反対方向にカメラを向ける。

(「仲ノ町」、「馬場」の道)

 東を望むとすぐ先で道は二手に分かれてY字路になっている。地図を見るとどちらを進んでも県道「角館-六郷線(角六線)」に至るようだ。地名を調べると、右手の道の右(南)側は「馬場」、その道の左(北)側、すなわち正面から左手にかけては「仲ノ町」である。

 青い屋根の建物は集落会館のようだ。右手の道に向かって少し進む。

(「仲ノ町」、「馬場」の道2)

 道の左手、会館の敷地に桜の老木、右手奥に「ケヤキ」と思われる大木がある。この辺りは集落の古さを思わせる大木、老木があちこちで見られる。

 さらに進んで行くと、道の右手に、そして次に左手に何基もの墓石が建っている。左手の墓地の道端に小さな墓石がある。

(「仲ノ町」の小さな墓石)

 近づいて墓石の字を見ると「無縁一切」と刻まれている。無縁仏の塚なのだろう。無縁塚は自然石をそそまま立てたようなものが多いように思われるが、ここは小さいが四角に切った墓石が建てられている。

 (その4に続く)


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