●歩いた日:2017年8月17日(木)
●歩いた所:坂の上、持政、囲ノ内、東長野町後、於曾野(以上「東長野」)、町後(豊受)、南又、谷地乙森、ヲソノ、大宮田(以上「長谷川」)、道女木(「長野北長野」)
●歩いた位置
●歩いたログ(足跡)(道のり:6.0km)
(以上の地図:国土地理院)
一月前の大水害の傷跡もまだ癒えない8月下旬に、秋田の県南地方はまたもや大雨に見舞われ、「大曲の花火」は、打ち上げ場所、観覧席になる河川敷は水浸しになって、開催が危ぶまれました。前日、会場のそばを車で通ると、県外から花火を見にきたと思われる人が、心配そうに河川敷を眺めている姿がありました。
しかし、主催者の懸命の努力により無事開催の運びになり、当日は星、三日月が見える絶好の花火日和になり、大勢(報道では74万人)の皆さんが「大曲の花火」を堪能されたことと思います。
毎年8月最後の土曜日に開催される花火が終わると、「仙北平野」に住む誰もが「さあ秋だ」という思いに打たれます。実際、この頃から朝夕の気温がかなり低くなりはじめます。
そんな涼しさにひかれて、久しぶりに「旧中仙町」に出かけました。場所は「旧豊川村」です。「旧豊川村」は、「豊受」、「田川」、「八幡林」、「長谷川」、「東長野」が明治時代に合併してできた村で、この時は主に「東長野」を歩いてきました。
出かける時は涼しかったのですが、歩いているうちにどんどん気温が上がり閉口しました。
それでは本文に入ります。
以前、「長野」の街中から東の方面を歩いた時、「斉内川」のほとりにある「坂ノ上」まで足を踏み入れたので、今回はそこを東に抜けたすぐの十字路脇に車を置いてスタート。まずは真っすぐな道を東に向かう。少し進んだところで往く手にカメラを向ける。
📷001:「東長野」と「東山」を望む
「斉内川」と並行して延びる道の右側に大きな木立と家が写る。ここの字名を調べると「持政」とある。道の奥、左手に連なる木立は「東長野」の中心集落「囲ノ内」の家並。
昼前で逆光のため、「東山」が青いシルエットになっている。電柱左側の緩やかなピークが「小滝山」、さらにその左が「白岩岳」である。
「持政」の木立の上のとんがりが「薬師岳」。目を凝らさないと判らないが、そこから右手に少し離れたところに岩峰のような突起がある。「甲山(カブトヤマ)」、あるいは「曲甲(マガリカブト)」と呼ばれる山である。「薬師岳」、「甲山」の麓に至る沢が「真木渓谷」で、「斉内川」の源である。
進む道の右手は「斉内川」。川をのぞいてみたいと思い、「持政」の手前で田んぼ中の地図にない道を堤防の方に向かう。
📷002:「斉内川」堤防の桜並木
左手前から右奥に「斉内川」が流れており、その堤防上に桜並木が延々と続いている。「旧中仙町」は、「八乙女公園」のほか、公共施設の敷地、道路沿い、河川沿いの至る所に桜が植えられている。見頃の時期に、あちこち見て回るのも一興かもしれない。
写真中央やや右側、桜並木の手前に白い小さな影?が写っているのが判るだろうか。飛行中のラジコンヘリで、稲の防除作業を行っている最中である。
右奥に「坂ノ上橋」に至る道が写る。
堤防沿いの道を少し東に進む。道端の草の中に野花が咲いている。
「ヒルガオ(昼顔)」は優し気なピンクで、「ツユクサ(露草)」は鮮やかで涼しげなブルーである。でも、あぜ道などでこの青い花を目にすると、何とはなしに秋の気配を感じてしまう。
(その2に続く)
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