ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧六郷町六郷を往くー1(その1)

2017年03月26日 | 旧六郷町を往く

●歩いた日:201735日(日)

●歩いた所:遠槻・葭原・高田・浮池・八幡・南谷地・根子荒田・小婦気(旧六郷町六郷)

     和合(オオアザ)・坪立・荻ノ目・落合・於倉谷地(旧大曲市大曲)

     稲荷(旧仙北町高梨橋本)

●歩いた位置

●歩いた足跡(ログ)(道のり:6.9km

(以上の地図:国土地理院)

  先般、快晴の「田沢湖スキー場」を歩いた記事を掲載しましたが、3月に入ってからもしばらく、春めいたいい天気が続いたので、冬の間、しばらく中断していた「仙北平野」歩きに出かけてきました。

 昨年の春先から歩き始めて以来、まだ、「美郷町」(旧六郷町、千畑町、仙南村)には足を踏み入れおりませんでしたので、是非、その一角を歩きたいと思っておりました。そこで、前に歩いたログ(足跡)とつながりながら「美郷町」に踏み込めるところとして、今回の場所を選びました。

 ところで、今回歩いた場所は、「旧大曲市大曲」、「旧六郷町六郷」、「旧仙北町高梨」に加え、「旧千畑町畑屋」の4市町が接するところです。タイトルは「六郷」になっておりますが、「六郷」のほんの一角を歩いたに過ぎませんので、ご了承いただきたいと思います。 

それでは、本文に入ります。

 国道13号線、大曲バイパスを横手方面に向かって走ると、道沿いに「ケーズデンキ大仙店」と「イオン大曲店」の巨大な建物が見えてくる。そのすぐ手前の交差点を左に折れ、「ケーズデンキ」の裏側駐車場の隅に車を止めてスタート。

 車を止めた場所は、大字(オオアザ)は「和合」で、「旧大曲市大曲」に属する。「イオン」が「大曲」に進出する際、この地名が何度も報道されたことを思い出す。「和合」というと「夫婦和合」の言葉が思い浮かぶが、「地名へのいざない」を読むと、合併時に、お互いに仲よくしようとする願望地名で、明治に入ってから付けられたようだ、とある。

 まずは、「ケーズデンキ」裏の道に出る。

 この道は、東西にまっすぐ延びる昔からの道である。バイパスが通ってから、歩行者は、地下道をくぐって西に行けるが、車はまっすぐ行くことができず、大きく迂回しなければならない。

 東に向かって進む。右側に家並が続く。この辺りは「坪立」、「荻ノ目」である。家並の中に「和合会館」、そして神社がある。神社の名を確かめたいと思うが、雪で境内に入れない。「地名への・・・」によると、「荻ノ目」に「和合神社」が鎮座する、とあるので、それに違いない。子供に恵まれない夫婦が願掛けに来そうな名である。どんな神様を祀っているのだろう。

 丁字路のところを左に折れ、振り返りカメラを向ける。

📷001:「和合神社」の辺り

 神社の正面は向こう側である。家と家の間に「イオン」のマークが見える。

 一面に広がる田んぼの中をバイバスが通り、その沿線に巨大な店舗群が進出し、「和合」に住む人たちはどう受け止めているのだろうか。静けさが失われた?、とても便利になった?。

 いったん、北の「稲荷」(旧仙北町高梨橋本)に向かって進む。神社の脇で、以前歩いたログ(旧仙北町高梨を往くー1)とつながる。集落の中を巡り、視界が開けたところでカメラを取り出す。

📷002:「稲荷」から「西山」を望む

 「和合」、「稲荷」の北側は一面の田んぼである。バイパス沿いの大きな店舗の向こうに「西山」が望まれる。

 「姫神山」はここから見ると頂上が丸くなっている。右端が「神宮寺岳」、その手前の「伊豆山」が重なって見える。

(その2に続く)


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