<「谷地」の風景>
●歩いた日:2022年10月16日(日)
●歩いた所
・藤木 :丙一本木、谷地、甲板杭、乙板杭、丙板杭、小船場、甲万願寺
・金沢西根:下万願寺、中万願寺
●歩いたログ(足跡)(道のり5.9km)
(以上及び以下の地図:国土地理院)
(「谷地」の)集落の手前で左、右と緩くカーブする道を進んで行くと、ログ地図にも描かれている、斜めに横断する細い道がある。
📸002:「谷地」の一角
東側に延びる小道で、明らかに昔懐かしい道である。奥に見える墓と桜?の木の間を抜けて、どこに向かっていた道だろう。後で古い航空写真で確認しよう。
生垣のそばの大きな木の下に立っていると、ポツン、ポツンと何かが落ちてくる音がするので見上げる。
(熟す「ドングリ」)
たくさんの「ドングリ(団栗)」が見える。一斉に落ちるのではなく、あたかも示し合わせたかのように、一つ、一つ、そしてまた一つと、葉をこする音をさせながら落ちてくる。
すぐ前の十字路を越えてさらに進んだところで振り返る。
📷003:南から「谷地」を望む
道左手に見える大きな建物には、写真では小さくて読めないが「ふじきファーミングライスセンター」と書いてある。この周辺の農家が共同で建てた稲籾の乾燥調製施設である。米の出荷時期なので、センターの出入り口が開いていて稼働中のようだ。
同じ場所から行く手を望む。
(「板杭」を望む)
写る家々は「板杭」である。地名の「板」は「痛む」の「イタ」で、崩壊地を意味するようだ。さらに「杭」も「喰」から転じたもののようで、いずれも「出川」浸食地であることを表しているらしい。
「板杭」には甲、乙、丙があり、写る家々は手前が「甲板杭」、奥が「乙板杭」である。
また緩やかにカーブする道を行くと、道端の小さな建物のシャッターにポスターが張り付けてある。
(「コミュニティ祭り」のポスター)
「旧千畑町」在住の「ブラボー中谷」の写真にひかれてポスターに見入る。「10月16日、藤木地区コミュニティ祭り」・・・、何、今日ではないか、今、ちょうどマジックが始まったところかな、とびっくりする。
ポスターにあるように、「日本一のイカサマ手品師」と自称する「ブラボー中谷」は「秋田県」では有名な人で、秋田弁の語りを交えたマジックショーはユーモアたっぷりでなかなか面白い。
(その3に続く)
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