●歩いた日:2018年4月21日(土)
●歩いたところ
・六郷(六郷):南谷地、田岡、古舘、小安門、往還南、八百刈、大町、本道町、古屋敷、宝門清水
●歩いたログ(足跡)(道のり5.9km)
(以上の地図:国土地理院)
「藤清水」から引き返してさらに東に進むと、左手の広い境内の奥に神社があり、その向かい、道の右手が広場になっている。
📷010:「六郷」の「諏訪神社」
ログ地図にも明記されている「諏訪神社」で、これまで「仙北平野」歩きで訪れた神社で一番大きな神社である。 鳥居右奥の大きな石柱には「秋田諏訪宮」と刻まれている。「六郷」にありながら「秋田」とあるので、かなり格式の高い神社と思い、改めて調べてみると神社のホームページ(HP)がある。
それによると、「『秋田諏訪宮』は延暦21年(802年)の創建以来、神社も神主も寺院や僧侶修験他の神社や社家に従属することなく本来の姿を保ち続けてきた。」とある。さらに、「明治元年に羽後國が設置されると『羽後國總鎭守諏訪宮』と称するが、廃藩置県により羽後國は無くなり、神社名も「宮」は許されなくなり『諏訪神社』が正式名称となる。」、「大正に入り村社から県社への昇格を果たす。」ともある。昭和62年に再び正式な社名(法人登記)を「秋田諏訪宮」と改め、再び「羽後國總鎭守」と称しているようだ。
手前に、何やら意味ありげな構造物が築かれ石が配置された大きな広場の一部が写る。ここがマクラ行事の一環として2月15日に行われる奇祭「六郷の竹うち」の会場で、広場を「カマクラ畑」というようだ。
鳥居をくぐり境内を巡る。社殿の左手横にも小さな清水がある。境内の東の道沿い小さな社が並んでいる。
(「諏訪神社」の小さな社)
小さな社は、街の中などにあったものをここに移転したのであろうか。並んでいると何やら可愛げである。
境内を出、社が並ぶ道を神社の裏手の方に進む。道右手に観光休憩所のトイレや店があり、天気がよいので、店前の屋外の丸テーブルを囲んで何人かの高齢者が談笑している。
休憩所を過ぎると、また水路に出る。
📷011:「諏訪神社」裏、「御伊勢堂川」
「永泉寺」の前に続く流れで、大きな水路と思っていたが、橋のたもとに「御伊勢堂川」の案内板が立つ。川の両岸がきれいに整備され、奥に「藤清水」の藤棚も見える。快適な水辺の散策路である。川を背にして「諏訪神社」の本殿が建ち、橋の脇にも境内への入口がある。
写真には写っていないが、川の右側は「古屋敷」で、橋の上流側(背後)は「宝門清水」である。ほかの地図を見るとこの近くにも何か所か清水がある。
橋から北に向かって進むと、左手に広い駐車場をもつ公園があり、入口に「わくわく広場」と書かれている。清水めぐりやカマクラに訪れた人の絶好の駐車場である。
(その6に続く)
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