「沈まぬ太陽」を読んで以来山崎豊子作品にはまっています。この秋に「大地の子」「二つの祖国」を読みました。「大地の子」は中国残留孤児「二つの祖国」はアメリカ在住日系二世とどちらも戦争を材題にした長編問題作です。テレビドラマ化されたのでストーリーご存知の方も多いと思いますが私は見ていなかったので、じっくり最後まで読むことが出来ました。戦争を体験していない私たちには今更ながら戦争の恐ろしさを教えられました。特に「二つの祖国」の結末は以外でしたが作者は戦争の悲惨さを語り伝えていかなければならない義務感を持たれているのでしょうね・・・次回は「運命の人」を図書館で予約しています。