むかごさんが涙したと言う井上靖著「星と祭り」を読みすっかり井上靖にはまり
「化石」「憂愁平野」と三冊目(正確には以前「氷壁」「天平の甍」を読んだ事が有るので五冊目?)
「星と祭り」は娘をボート事故で亡くし、その死を受け入れられずに苦悩する父親の心情を綴った物語。
「化石」はふとしたことから手術不可能のがん告知される熟年男性の苦悩を綴ったものでどちらも死を考えさせられました。
「憂愁平野」は中年夫婦に潜む空虚感を描いた物語。
三冊とも私にしては珍しく図書館貸し出し期限3週間以内に読むことが出来ました。
また面白い本がありましたらご紹介下さい。