いつものようにパソコンの前で、趣味にいそしんでいると、
書籍や書類、模型であふれかえり、ゆったりとした気持ちになれません。
せまい書斎を見渡すと、圧迫感を感じるからでしょうか。
この際、整理することに決めます。文庫本や単行本はそのまま置くとして、
たまった趣味の雑誌や取扱説明書などをデータ化して、
書籍の紙ベースを減らし、書斎をスッキリさせたいと思います。
ついに我が家もペーパーレスの日が来るとは、
平成元年頃から職場もペーパーレス化、ついに我が家も着手します。
当時の機材もソフトも機能性がいまいちでしたが、
2015年、やっと見つけたのは、黒色の渋いやつ。
買い求めたスキャナは、富士通の「ScanSnap iX500」です。
毎分50面の両面読み取り、早い早いあっという間に読み込めます。
※書籍をスキャナで取り込む行為を「自炊(じすい)」と呼ぶらしいのですが、
「なぜ自炊というのか?」。
調べると「パソコンなどに吸い上げる→自吸い→自炊」 といった由来であるとのことです。
しかし、まだスキャナの「自炊」という言い方は一般的ではありません。
「本棚の本を自炊してます」と言っても、分からないですよね!
まずは、50枚カット出来るペーパーカッターで、 綴じ側を断裁しバラバラにします。
「サ ク サ ク」こなします。(ビデオクリック)
閲覧は、「自宅パソコン」と「アイパッド」でサクサク見られるようにします。
ページをめくる感覚です。
【自宅のパソコン画面】
自宅パソコンに書斎を整理します。
パソコンに取り込むと、かさばらない本棚が完成しました。
雑誌をクリックするだけで、閲覧できます。
優れているのは、出先で使いたい書籍データを、アイパッドに取り込めること。
また、出先で急に必要になった書籍データを、 自宅パソコンににアクセスして、書棚にある本を出先から閲覧出来ます。
気になる記事やテキストを読み込んでOCR(文字読み取り)化して編集したり、自分専用の趣味の1冊を作ることもできます。
それも かさばらないデジタルな1冊を。
「2011年3.11の東日本震災」時は、
手のつけようがないくらい本が散乱し、模型は下敷きになりグチャグチャ。
自炊をしていれば、起こるかもしれない「東京湾北部震源の首都直下地震」が来ても、
書籍が散乱する事ははありません。身の安全も大丈夫。
「ミニマリスト(物を持たない暮らし)」までとはいきませんが、
「断捨離」をして環境を良くします。
※断捨離(だんしゃり)とは、不要なモノなどの数を減らし、生活や人生に調和をもたらそうとする生活術や処世術のこと。
書籍が多くて、スキャナの読み込む日数はかかりますが、
救いは、読込むスピードが速くて楽々なこと。
ソフトは「楽2ライブラリsmart」です。
スッキリした書斎環境を目指して! 今日もサクサク!です。
『人生も後半戦を迎えるなら まわりを軽くしたほうがいいですね。』