あけましておめでとうございます
元旦、朝の5時から東京スカイツリーの「初日の出特別営業」に、眠い目をこすって向かいます。
上昇を祈願して、玄関口で「大入り袋」をいただきました。
東京スカイツリーからの初日の出は、限定880名の歓声で迎えます。
東の空がトワイライトに変化します。
温かい陽が皆さんの顔を黄金色に照らし、後光を浴びているようです。
回廊の裏側に廻り富士山を見てみます。雲ひとつないお姿と東京の街並みです。
浅草寺の方向には、スカイツリーの影が映し出されています。
「ソラカラちゃん」も着物姿で巾着持って愛想を振りまいています。
富士山をバックに関取が餅つきに興じます。
445mの「天望回廊」には「スターウォーズ」を展示しています。
もう一歩、足が前に踏み出せない「ガラス床」。
つれあいは「ひゃ~っ」と発しながらガラスの枠をつま先立ちで歩いています。
地平線から登る太陽の温かさに顔も緩み、おなかも空いてきました。
おせちの前に、浅草寺と浅草神社に詣でます。
元日の9時頃、「あれ」浅草寺境内や仲見世は混んでいると思いきや、スイスイと賽銭箱まで進めます。
このあとから皆さんが初詣に出てくるのでしょうね、2時間待ちの行列は今からです。
バス停に向かっていると、警察の方が配置に付き出しました。
横目にバスに揺られて帰ります。
正月には絶対に欠かせない「おせち料理」
この習わしには、人一倍のこだわりがありますね〜
お屠蘇は、前夜から作っておいた、熊本の屠蘇散入りの「赤酒」で祝います。
それと熊本名物「からしレンコン」を頂きます。
元旦の雑煮は、母の故郷の「白みそ雑煮」で、中の具は里芋と人参、大根で、鰹節を振りかけます。
2日目は、つれあいの実家の「醤油味のお雑煮」を食します。
いずれの椀も、亡き3人の写真の前に手向け、手を合わせます。
重箱の華やかさを目で味わい、一つ一つの意味や願いが込められている食材を食するのは、正月の正しい迎え方です。
◯黒豆…元気に働けますように!
◯数の子…子宝と子孫繁栄を祈る
◯田作り…小さくても尾頭付き
◯紅白蒲鉾…紅白は祝いの色
◯伊達巻…長崎から伝わったシャレた料理
◯栗きんとん…豊かさと勝負運を願って
◯昆布巻…日本料理の必需品、昆布で健康長寿を
◯紅白なます…紅白でおめでたいさっぱり料理
◯海老…長生きの象徴
◯里芋…子芋がたくさん付くことから、子宝を祈願。
◯レンコン…穴があいたレンコンには、先を見通せるようにとの意味が。
◯くわい…くわいの大きな芽に、出世を祈って。
◯ごぼう…細く長く幸せに
◯錦玉子…金、銀、錦にたとえて
◯小肌粟漬…将来の出世を願って
◯お多福豆…福を招く豆料理
◯するめ…祝い事を表す縁起もの
◯重箱…めでたいことを重ねるという願いを込め
実家にいた頃、大晦日になると割烹着姿で忙しく作っていましたね〜
今は、色々な種類のおせちを買い求める事もできますが
年の初めのお祝い事を、繋いでいく事が誉れですね
元旦からの日本のおせち文化・正月を今年も迎えることができて
ささやかな いい年になりそうです。
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