ひとり ときどき ふたり旅 さんぽ 壱

熊本 人吉 うなぎの上村 肉厚

 

関東の鰻は、蒸して焼いて、タレつけてまた焼いて、口の中で溶けてゆきます。

関西方面は、頭をつけて長い時間素焼きにするため、皮はパリっと身の食感を感じます。

 

8月の炎天下、弟と甥っ子と熊本の人吉へ旅立ちます。

 

 

お昼は、人吉で有名な創業100年の老舗うなぎ屋「上村うなぎ」に寄ってみます。

 

開店時間30分前に伺いましたが、すでに行列です。

 

店頭で漂う香り 、焼き上がりを待つ時間もごちそうです。

 

うなぎの寝床のように、奥の奥の個室に案内されます。

 

まずは、「うざく」、量が多くて驚きます。

 

こちらも甘辛い「キモ」を頼みます。

 

注文してからさばいて焼く本格派ですが、値段はリーズナブルです。うな重大(¥2,700)

 

 

大中小ありますが、違いはうなぎの数だけで、ご飯の量は一緒のようです。

 

 

ふたを開けると、今までに見たことのない盛り方で主張しています。

関東の盛り付けとは、異なります。

 

大は、驚くことに上の鰻を食べると、ご飯の下からも鰻があらわれます。

 

秘伝のタレは甘く旨く、鰻は南九州産の肉厚で食べ応えがあり絶品です。

関東焼きの蒸して柔らかくしていないので、鰻を食べた感があります。

 

帰りには、ほねせん買ってと。

 

1時間ほどゆっくりして、青のれんをはたくと。

 

並んでます、このとおり。途切れなく人が集まってきます。

店の間口は狭いのですが、奥に長い長い造りになっています。

 

ひだり隣の 「しらいし うなぎ屋」さんは何故か閑散としています。

 

おなかもいっぱい、自転車こぎながら温泉に向かいます。

 

 

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