2016年4月14日、熊本地方に地震発生「平成28年熊本地震」と命名
あの誉れ高き雄姿の「熊本城」に多大な被害が、テレビ画面から流れます。
昨年つれあいと熊本に帰った際、久しぶりに熊本城を見に行ったのが最後となりました。
20年で再建出来るでしょうか、もう生きているうちに見られないかも知れない熊本城、
撮りためた写真を振り返り、被害場所の写真も一部掲載しながら綴ります。
加藤清正像 「清正公」
長堀にも被害があったようです。
4月14日地震発生
「頬当御門(ほほあてごもん)」
「国宝 宇土櫓」
127年前に発生した熊本地震(別名金峰山地震)
1889年(明治22年)7月28日23時45分に発生。
熊本地方を震源とするM6.3の直下型地震でした。
その時も天守の瓦が落ち、余震は5ヶ月続いたそうです。
この地震にも耐えた「宇土櫓」が今回も耐えています。
「飯田丸五階櫓」は見るも無惨な被害です。
16日の本震で石垣が崩れ落ちます。
一列の石垣が耐えています。こんな地震に負けんばいと言わんばかりに。
立派な石垣です。
瓦の枚数も正確に復元した熊本城、「西南の役」で消失した熊本城、こんな姿になるとは。
シャチホコも落ちています。
もっと堅牢になって あの雄姿を お見せ下さい。
熊本県民の精神的な支柱 熊本城
2016.04.24余震はまだ続いています。震災から10日経過。
ああ~ ここも見るに忍びない姿に……。
もう一つの観光名所「水前寺成趣園(通称 水前寺公園)」余震後、地下からわき出た水が枯れ、池の底が8割程露出してしまいました。 原因は分からないそうです。
こんなに湧き水が溢れていたのに……
復興修復が始まりました。
2017年8月、熊本城は解体が進み、2年後には復旧されるそうです。