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ひとり ときどき ふたり旅 さんぽ 壱

歌舞伎座の前「木挽町 辨松(閉店)」・日本橋には「弁松総本店」

 

2021「辨松」の跡に、北千住を本店とする「宇豆基野(うずきの)」の弁当屋さんが開店。


2020.4.20 歌舞伎座の前にある「木挽町 辨松(べんまつ)」が閉店したとのこと。

「新春三月歌舞伎」の幕間でいただこうと思ってたのに、

新型コロナが蔓延し伺うこともできず、惜しい事をしました。


あの「弁松弁当」はもう食べられないのだろうか。

お気に入りだった「弁松」は閉店したのだろうか?

 

 


調べると「日本橋 弁松」「木挽町 辨松」別物だったんですね~ 

 

 

歴史から云うと「日本橋 弁松」は、文化7年 (1810年) に「初代の店主 樋口与一」が、日本橋近くの安針町に「樋口屋」という “食事処” を開業

 

3代目店主の樋口松次郎が、嘉永3年(1850年)に食事処をたたんで、「折詰料理専門店」を開業したそうです。(創業は210年間)


「弁当屋の松次郎」 を 略して 「弁松」と呼ばれたそうです。

 

日本橋 弁松〔並六松茸弁当〕

 


「木挽町 辨松」は、創業 明治元年(1868年)、「日本橋 弁松」に遅れること18年。 

 

現在は、「歌舞伎座」の正面にありますが、「歌舞伎座」ができたのは、明治22年(1889年)。

「歌舞伎座」目当ての開業ではありません。 (創業131年間の歴史を閉めます。)

 

木挽町 辨松「白飯二重」

 

 

両者の関係は、 

「日本橋 弁松」では、「木挽町 辨松」は、縁もゆかりもない と
 
「木挽町 辨松」では、暖簾分けである、と言っています。 

 


私もつい 「日本橋 弁松総本店」も閉店したと勘違いしてしまいました。

 

木挽町 辨松「赤飯二重」

 


このコロナが終息したら、「日本橋 弁松総本店」に行って、

私が好きな「並六赤飯弁当」を求めましょ。

 

さっぱりとした味付け、酒のつまみにも良し。

 

日本橋 弁松総本店 「並六赤飯弁当」

 

歌舞伎座に行くときは、あの「辨松」さんを懐かしんで「弁松」を求めて伺いましょ。

 

銀座4丁目「三越 銀座店」に弁松弁当が入っています。

・歌舞伎座の席では、2段弁当は使いづらく、1段弁当があれば幸いです。

 

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