テス君の部屋

観光、旅先での風景や印象に残った事・日常の事などをできる限り写真を付けて気ままに書いていきたいと思っています。

義仲寺

2008年02月14日 | 寺院・仏閣
2月13日、滋賀県大津市にある「義仲寺」を訪ねました。
家を出る頃から雪がすこし降ってきました。
大阪駅に着くと雪の影響で列車に遅れが発生していました。
山科あたりから外の景色が変ります。雪が積もっている所が多くあります。

膳所駅に着きました。さすがにこの付近は大阪に比べると寒いです。
雪も降っているし風もすこしあり寒さが身にしみます。
義仲寺には駅から徒歩で6分ほどです。

義仲寺を訪ねるのは、私が歴史上の人物の中で一番好きな「木曾義仲公」が
眠る所であるからです。

義仲寺にはもう一人歴史上有名な人物のお墓があります。
俳聖・松尾芭蕉のお墓です。

現在の義仲寺は小さなお寺です。
境内に、義仲公と芭蕉翁のお墓のほかに義仲公のお墓の傍に巴塚があり、
山門を入った左側に愛妾・山吹の塚が建てられています。

写真は、義仲寺の山門。


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義仲寺に眠る木曾義仲

2008年02月14日 | 寺院・仏閣
義仲寺は、大津市馬場一丁目にあり、朝日(旭)将軍木曾義仲公の御墓所である。

寺伝によれば、この地(粟津ヶ原)に果てた義仲の小さな塚に愛妾巴御前と思われる
美しい尼が読経に通い、のちに傍らに結んだ庵に始まるとされ、天文22年(1553)
近江の国主佐々木六角氏が寺を建立したといいます。
毎年1月第3日曜日「義仲忌」が義仲寺で行われている。

『平家物語』の白眉の一節「木曾殿最期の事」より
元暦元年(1184)正月二十日、京都河原合戦に敗れた義仲は、幼馴染みの今井兼平を
捜して瀬田へ行き、鎌倉軍の重囲を破って近江の粟津まで落ち延びる。
しかし兵は残り少なくなり、彼は運命がきわまったことを覚悟する。
義仲は同行していた巴に、彼の最期を故郷の人々に伝え、後世をともらうことを託して
戦場を離脱させる。
巴は「さらば最後のいくさをしてお目にかけましょう」と御田八郎師重という坂東武者
を討ち取って、涙を抑えて落ちていった。
そののち義仲と兼平の二騎だけになり、義仲の次の言葉から始まる会話がある。
「日来は何とも覚えぬ鎧が、今日は重うなったるぞや」
兼平は弱気になった義仲をはげまし、自害をすすめる。だが義仲は、兼平とともに戦って
討死にしようとする。兼平はそれを強く諫止し、義仲もそれに従って松林に入ろうとするが、
馬が深田におち入って動けなくなった刹那、奮戦する兼平をふり向いて内甲を射られ、討死にする。
今井兼平はそれを見て、壮絶な自害をとげる。(兼平のお墓はJR石山駅近くにある)

義仲の菩提寺として長野県にある「徳音寺」があります。
徳音寺は義仲が母・小枝御前を弔うため、1168年に建立したお寺で木曽氏の菩提寺。
徳音寺の梵鐘は木曾八景の一つ。
境内には、義仲や小枝御前、愛妾・巴御前、今井兼平、樋口兼光のお墓もあります。
場所は、JR宮ノ越駅から5分ほど、長野県木曽郡木曾町日義124-1。

義仲は多くの人々に愛されています。
松尾芭蕉をはじめ文豪・芥川龍之介もその一人で「木曾義仲論」という文を書いています。

写真は木曾義仲公のお墓


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義仲寺に眠る松尾芭蕉

2008年02月14日 | 寺院・仏閣
なぜ? 芭蕉のお墓が義仲寺にあるのでしょうか?
それは、芭蕉は義仲をこよなく愛惜していたのです。

芭蕉は晩年、義仲終焉の地粟津に近い、義仲の墓・木曾塚のある義仲寺の
無名庵に何度か逗留した事があり、芭蕉の遺言により、そのなきがらは
義仲寺に葬られた。

芭蕉が義仲を詠んだ句
「義仲の寝覚めの山か月悲し」
「木曾の情雪や生ぬく春の草」

芭蕉の友人御子又玄(ゆうげん)の句
「木曾殿と背中合せの寒さかな」

義仲寺では毎年11月第2土曜日に芭蕉翁の忌日「時雨忌」
さらに、翁堂に鎮座する芭蕉翁の像に白扇を奉納する「奉扇会」が
毎年5月第2土曜日に行われている。

写真は、松尾芭蕉のお墓。


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石山寺 1 東大門

2008年02月14日 | 寺院・仏閣
義仲寺の参詣を終り、近くにあるもう一つの歴史上有名な女性と関係のあるお寺に
向かいます。
膳所駅の一つ先の石山駅に来ました。
ここから京阪を利用して石山寺に向かいます。駅前からバスも出ています。
電車を利用すると京阪石山寺駅から10分ほど歩かなければなりません。
バスだとお寺の前までいけます。

真言宗石山寺は、山号を石光山、寺号を石山寺という。西国十三番札所でもある。
石山寺は聖武天皇の勅願により、良弁僧正によって開基された。
三万六千坪におよぶ境内には、日本唯一の巨大な天然記念物・世界的にも珍しい
硅灰岩がそびえています(本堂はこの上に建てられている)。
国宝の本堂には、聖徳太子がお伝えになった縁結・安産・福徳の霊験あらたかな
秘仏、勅封の御本尊如意輪観世音菩薩をはじめ、紫式部が世界最初の長編小説
「源氏物語」を執筆した「源氏の間」があります。
その他、蓮如上人の御遺跡である蓮如堂、国宝の多宝塔など、奈良・平安・鎌倉
時代からの文化財が多数伝えられています。

写真は、東大門=建久元年(1190)に源頼朝の寄進により建てられたとされる。
その後、慶長年間に大修理が行われている。
重要文化財に指定されている。


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石山寺 2 毘沙門堂

2008年02月14日 | 寺院・仏閣
東大門を進み石段を上がり本堂に向かいます。
本堂は、滋賀県最古の木造建築。
内陣は平安時代中期の建築、外陣(礼堂)は慶長7年(1602)に
淀君の寄進により増築されたと言われている。
本堂内陣には蓮華の形をした石の上に立ってるといわれている
本尊・如意輪観世音菩薩が安置されているが秘仏であり、直接
の拝観はできない。
如意輪観世音菩薩は重要文化財に指定されている。
本堂はカメラに収めきれませんでした。

写真は、毘沙門堂。


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石山寺 3 多宝塔

2008年02月14日 | 寺院・仏閣
写真は、多宝塔=源頼朝の寄進で建久5年(1194)に建立された最古の多宝塔。
1889年4月重要文化財に、1951年6月に国宝に指定。
二重の塔の中では日本最古。



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石山寺 4 紫式部

2008年02月14日 | 寺院・仏閣
境内を巡り源氏苑にきました。
ここに紫式部の像があります。

今年2008年は「源氏物語」が記録の上で確認されるときからちょうど一千年
になります。
京都文化博物館では、4月26日(土)~6月8日(日)まで
「源氏物語千年記展」が開催されます。
興味のある方は楽しみにしておいてください。

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石山寺 5 無憂園

2008年02月14日 | 寺院・仏閣
源氏苑から無憂園(写真)にやってきました。
もう一度本堂の方にでて石山寺の参詣を終わりました。
西国十三番札所でもあるのでお遍路姿の方も居られました。

石山寺を後にして瀬田川沿いに歩くことにしました(少し寒かったですが)。
もう一つ近くにある名所を観て帰ろうと思ったからです。
そうです、「瀬田の唐橋」です。


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瀬田の唐橋

2008年02月14日 | 寺院・仏閣
今日の観光の終りに瀬田の唐橋を見て帰る事にしました。

琵琶湖の排水川は、湖南端から流れ出る瀬田川のみで、
橋の付近は近江八景 ”瀬田の夕照り” として古くから知られている。
現在の橋は、昭和54年に架け替えられたもの(コンクリート製)。
欄干には擬宝珠をつけ情緒豊な外観となっている。
日本三名橋の一つとされている。

京都駅で下車して駅ビルで遅い昼食をとりました。
石山駅で乗車券を買う時に気づいたのですが、
石山駅(膳所駅)~大阪駅間¥950
石山駅(膳所駅)~京都駅間¥230
大阪駅~京都駅間¥540です、途中下車した方が安くなるんですね。
知らなかったです。ちょっと不思議。

今日は雪が降ったりしてけっして観光日和ではなかったですが
それなりに良い日になりました。


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