テス君の部屋

観光、旅先での風景や印象に残った事・日常の事などをできる限り写真を付けて気ままに書いていきたいと思っています。

東福寺・泉涌寺めぐり

2009年07月13日 | 寺院・仏閣
6月の初め京都に行ってきた。
今日の目的地は東福寺と泉涌寺、私の記憶では一度も訪れたことがない。

東福寺に向かう途中、下の写真の案内板を見、お庭見物に。

臨済宗東福寺派塔頭 霊雲院
霊雲院は明徳1年(1390)に傑僧岐陽方秀によって開かれ、はじめは不二庵と称していました。



書院前庭は遺愛石のある珍しい庭として、江戸時代中頃に出版された「都林泉名勝図会」に紹介されていました。
だが、三百年の歳月は、お庭をすっかり荒廃させてしまっていましたが、第十六世景峰和尚の熱望に依り、近年、
重森三玲氏が修復され、庭本来の面目を取り戻しました。
これが「九山八海の庭」(霊の庭)です。

九山八海の庭





庭中央の遺愛石が、魏々として聳えて、人跡滅し、誰一人として窺い知ることのできない須弥山です。
それを取囲む白砂の律動的な砂紋は、九山八海を表現して、仏説の宇宙世界を象っています。


遺愛石


臥雲の庭
小書院の西から、茶室観月亭にかかる庭を当院の寺号霊雲を主題にして「臥雲の庭」と呼びます。


30分ほどお庭を観賞して、東福寺に向かいます。


東福寺に向かう途中の臥雲橋より通天橋を望む。
東福寺・通天橋(方丈と開山堂を結んで架かる)


東福寺・本堂と禅堂
本堂、昭和9年築の重層入母屋造の大建築。
禅堂(重要文化財)は1347年再建。わが国最古最大、中世から遺る唯一の坐禅道場。


方丈(明治23年再建)


歩廊


開山堂
1280年入定の聖一国師を祀る。


普門院よりお庭(江戸中期の名園)を。


三門(国宝)
室町初期の再建。




泉涌寺(せんにゅうじ)まで思った以上に時間が掛かりました。

泉涌寺は、皇室の菩提所で「御寺(みてら)」と呼ばれる。

大門(重要文化財)


仏殿(重要文化財)
寛文8年(1668)に徳川家綱により再建されたもの。


舎利殿(京都府指定文化財)
御所にあった御殿を寛永年間に改装再建したもの。謡曲「舎利」の舞台としても有名。
天井の狩野山雪筆の蟠龍図は、ひろく「鳴龍」として知られている。


唐門(この奥に霊明殿) 注:画像明るさ修正しています


月輪陵





臨済宗大本山 東福寺 京都府東山区本町15丁目

総本山 御寺 泉涌寺 京都府東山区泉涌寺山内町27

説明文はそれぞれ拝観パンフレットより転記しています。



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