山口・岩国で宮本氏
![]() (写真)講演する宮本氏=23日、山口県岩国市 |
山口県岩国市で23日、日本共産党の宮本岳志前衆院議員を招いて「教育を考えるつどい」が開かれ、60人が参加しました。党東部地区委員会の主催。
参加した教員は「休職した担任の代わりに、教務主任だけでなく校長や教頭まで授業を受け持ってしのいでいる」と指摘。現場の教員から慢性的な教員不足や際限のない長時間労働の実態などが報告されました。
宮本氏は党が1月に発表した、教員の長時間労働の根本的な解決を求める政策「このままでは学校がもたない―『教員残業代ゼロ制度』の廃止、授業にみあった教員定数を」について解説しました。「現状、4%の残業代を払えば天井知らずに働かせられる『定額働かせ放題』を放置、教員不足で毎日11時間半働かないと教育が成り立たない。この現状にメスを入れる二つの提案は同時に実現することが大切です」と語りました。
また、自公政権は医療や福祉、教育に緊縮財政で、軍事費や大企業向けには放漫財政だと指摘。この二つのゆがみに正面から切り込む共産党を参院選で伸ばし「大軍拡より子どもの教育に予算を」と訴えました。
入党懇談会では「自分が入ることで社会が少しでも良くなるなら」と18歳の青年が入党を決意しました。
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