7~9月期法人企業統計
財務省が2日に発表した2024年7~9月期の法人企業統計によると、資本金10億円以上の全産業(金融・保険業含む)の大企業が保有する内部留保は553兆円となり、過去最大を更新しました。
内部留保とは企業がその利益を内部にため込んだもので、統計上は利益剰余金のほか引当金などを合計したものです。前年同期にくらべ26兆円を増やしました。
第2次安倍晋三政権が発足し、アベノミクスがはじまる直前の12年同期にくらべ大企業の経常利益は3・1倍に増加しました。一方、労働者の賃金は1・2倍と横ばいです。その結果、内部留保は1・7倍となり、232兆円も増加しました。
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