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裏金政治なくす共産党

2024年07月08日 16時23分22秒 | 一言
富山で小池氏 「総選挙で躍進を」


(写真)訴える小池書記局長(右から2人目)と、藤野衆院比例北陸信越予定候補(右)、(左から)泉野衆院富山2区予定候補、青山同1区予定候補=7日、富山市


(写真)声援に応える(右から)藤野衆院比例北陸信越予定候補、小池書記局長、坂本衆院富山3区予定候補=7日、富山県高岡市

 来たるべき総選挙の必勝に向け、日本共産党の小池晃書記局長は7日、富山県の富山市・富山駅前と高岡市・高岡駅前で街頭演説を行いました。小池氏は、藤野やすふみ衆院北陸信越比例予定候補、青山りょうすけ(富山1区)、泉野和之(同2区)、坂本ひろし(同3区)各予定候補の勝利を呼びかけ、「『比例は共産党』と広げに広げ、共産党躍進を。市民との約束を裏切らない、102年ぶれない共産党が強く大きくなれば政治は変わる」と訴えました。

 小池氏は、能登半島地震から半年がたつが、被災地は景色が変わらず、がれきも放置されたままだと述べ、「被災者の生活と生業(なりわい)を取り戻すために政治が責任を果たすべきだ」と訴え。共産党は現地に「共同支援センター」を立ち上げ、救援募金2億7800万円全額を被災地に届けたと紹介し、引き続き救援と復興に全力をあげると表明しました。

 自民党の裏金事件に話を進めた小池氏。富山県では、自民党の田畑裕明衆院議員が6月に開催しようとした政治資金パーティーの案内状に「ご入金のみ」という回答欄が設けられていたことが発覚し、大問題となっています。小池氏は、田畑氏が過去7回パーティーを開き、232人が「ご入金のみ」で購入していると指摘し、「寄付ではないかとみられても仕方がない」と批判。田畑氏が「未熟だった」と釈明していることに触れ、「未熟ですむ話ではない」「国会議員を続けるのはやめたほうがいい」と糾弾しました。

 小池氏は、物価高騰で悲鳴があがる中、物価上昇を上回る賃上げは待ったなしだと指摘。膨らむ大企業の内部留保に課税し、賃上げのための中小企業支援を行う党の提案を示し、「富山県の最低賃金は時給948円だ。時給1500円に引き上げ、『8時間働けばふつうに暮らせる』富山に、日本にしていこう」と力説しました。

 また、「富山県の地域経済を立て直すのに大事なのは、やっぱり農林水産業だ」と強調。猛暑の影響で富山県産のコシヒカリの1等米比率は5割を割っていると指摘し、価格保障と所得補償で国民の食と命を支える農林水産業を守ろうと訴えました。

 小池氏は、大軍拡を進める岸田政権の下で敵基地攻撃能力の保有、自衛隊基地強靱(きょうじん)化が推し進められていると指摘。強靱化の対象である陸上自衛隊富山駐屯地(砺波市)の近隣住民も危険にさらされる可能性があると警告し、平和も暮らしも押しつぶす大軍拡を止めようと力を込めました。

 街頭演説とともに入党懇談会も開かれ、小池氏が心を込めて入党を呼びかけました。会場では1人が入党しました。

衆院北陸信越比例 藤野予定候補ら訴え
 富山、高岡両市の街頭では、藤野やすふみ衆院北陸信越比例予定候補が、能登半島地震で党の「共同支援センター」の責任者を務めている経験から救援と復興の必要性を強調。地震による大規模な海底隆起が起きたことで原発の危険性が顕在化したことも指摘し、「日本に原発を建てていい場所などどこにもない」と訴えました。

 富山市では1区の青山りょうすけ、2区の泉野和之両予定候補、高岡市では3区の坂本ひろし予定候補が訴えました。



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