防犯カメラに写っていた息子を殺した犯人の不起訴処分に対し、不服申し立てします

2023年9月、藤崎八幡宮例大祭の余韻でにぎわう熊本市で、川岸健吾さんの息子・Aさんが事件に巻き込まれました。 通りすがりの複数名の男性に因縁をつけられた後輩を守ろうとしたAさんが、激しい暴力を受け心肺停止に。植物状態になり、受けた暴力を証言することも叶わず、2024年末、ついには帰らぬ人となってしまったのです。 しかし、防犯カメラの映像や多数の目撃証言があったにも関わらず、Aさんに暴行を加えた男性らは最終的に不起訴処分となっています。 このままなにもしなければ、事件は闇に葬られてしまう… 勇気ある息子さんの死を無駄にしないためにも、川岸さん夫妻は、公正な調査と適正な立件を求め、不服申し立てをすることを決意。そして、警察や司法を動かすために、市民の声の力を借りるべく、オンライン署名活動を始めました。

川岸さんのオンライン署名にワンクリックで賛同する

「これは私たち遺族だけの問題ではなく、すべての市民に関係する重大な課題です」 と訴える川岸さんの声に共感するコメントも寄せられています。 「私にも息子がいます。そんな理不尽な事で命を奪われ、裁かれない世の中にはなってほしくないです」 「きちんと事実が明るみに出て、公正明大な判断が下されるよう願っています。暴力は絶対にダメという当たり前が通る世の中に」 不服申し立てには期限があり、川岸さん夫妻は、3月31日までに集まった署名を携えて、検察と警察に対するアクションを起こす予定です。