滋賀 田中副委員長が講演
![]() (写真)講演する田中氏と参加者=21日、大津市 |
「日本共産党を応援する滋賀県の研究・文化に携わる人の会」が主催する「人間の自由と未来社会」連続学習会の第1回として田中悠党副委員長が21日、大津市内で「いまなぜ共産主義か」と題して講演しました。
田中氏は党大会以来の党の理論的探究の意義を強調。「人間の自由」から資本主義の矛盾と社会主義・共産主義の魅力に迫ったことが新鮮な驚きと希望を広げているとして、生産手段の社会化により資本主義の利潤第一主義から解放されると▽利潤のために富と貧困の蓄積を繰り返す仕組みがなくなり、労働の人間的な性格が回復すること▽「後の祭り」の経済ではなく社会的理性が働く生産活動になること▽資本に奪われていた「自由な時間」が保障され人間の自由な発展につながることなどを力説しました。
党がマルクスの「自由な時間」論の探究の足跡を包括的に明らかにしたことや発達した資本主義国からの社会変革が社会主義・共産主義への大道と位置付けた意義、理論でもマルクス本来の未来社会論の発掘に努力してきた意義を強調。若者の間で広がる注目にも触れながら「共産主義と自由」を学び語り合う運動の発展を呼びかけました。田中氏はその後、彦根市での湖北・青年の集いにも参加しました。
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