やまだです。
特に欲しい本がなくても、本屋に行くのが好きです。
お気に入りの本屋は、青山ブックセンターさんです。
本屋らしからぬ?ロックなBGMが流れているときがあり、店員さんのチョイスなのかなと、気になるときがあります。
お店の規模としてはそこまで大きくないのですが、興味深い本がたくさん陳列されています。
ですが、本がたくさんありすぎて結局、どの本を読んだらいいのかわからないときってありませんか?
わたしは結構そういう状態に陥りやすかったので、知人であり経営者の渡邊芳樹さんに、読んで良かった本を教えていただいたことがありました。
渡邊さんは普段から読書に時間を割いており、あの本が良かったという話をよくされています。
しかも本の紹介の仕方がうまくて、読みたい気持ちをグイグイ刺激してきます。
経営者なので、難しい経済論みたいな本ばかりを読んでいるのかなと思いきや、自分のあり方について考えさせられるような書籍もよく読まれているようです。
渡邊さんとお話しさせていただくと、知識量の差はもちろんなのですが、考え方の違いを感じることがあり、それは一体どういう意味だろう、と感じることもときどきあったのですが、おすすめいただいた本を読むことで、あのときこういうことだったんだと、気づかされることがあります。
あるとき渡邊さんが、「読書をすることで、その人の人生や生き方を疑似体験することができる」とおっしゃっていました。
物語を読むときは登場人物の誰かに感情移入することはありますが、ビジネス書などでは、そういう感覚がわたしにはあまりなかったように思いました。
むしろ、この人(作者)はこういう考え方をするんだ〜フーン、みたいにどこか人ごとのように捉えていたことに気づきました。
たしかにそれだと、どんなに本を読んでいても、自分の中に残るものがないよなあと。
自ら求めて本を読んでいたにもかかわらず、自分と作者を切り分けて考えていたので、主体性に欠けていたなと反省しました。
このことに気づいてからは、読書に対する姿勢を改め、自分はどうかな?と、本の内容と自分自身をリンクさせて考えるようになりました。
自分自身を振り返る時間にもなりますし、また、新しい考え方に触れることができるようになりました。
渡邊芳樹さんから本の紹介だけではなく、読書に対する価値観に触れ、成長するきっかけをいただいたように感じます。
ここから先、どう成長するかは自分次第ではありますが、自己研鑽を怠らず、日々アップデートしていきます。