3月10日には東京大空襲から70年を迎え、3月11には東日本大震災から4年を迎える。
争いの無い世の中を目指すと共に、自然の前で人は常に謙虚であるべきという教訓を後世に伝承していきたいものである。
先週金曜日に米雇用統計を迎えた相場は、ドル高、ユーロ安、米株安で反応し、大きな節目を迎えて越週した。
日経225は19000の大台を一瞬ではあるが回復したという達成感や、ダイバージェンスが示現されているという事から、
中規模の押しを作りに行く可能性が高く、月曜日には窓を空ける可能性もある。
いずれの相場も月曜日の動き次第では、今後暫くの方向性が決定付けられるという重要な局面にある。
USDJPY (日足)
三角持合いから上放れた後、上昇トレンドライン③に沿って安値を切り上げてきたが、金曜日は上髭を残したのが気になる。
上昇の流れの中で米雇用統計を迎えた場合は、反落する確率が高いという顕著な傾向がある。
月曜日早朝の窓開けを利用してエントリーし、中期トレードを目指すという方法にも妙味がありそう。
下押しがライン③や時間足でのサポートを割っていかなければ絶好の押し目となり、121.83をトライする動きに繋がることも想定しておきたい。
118.22割れからは下目線に変更。
EURJPY (日足)
米雇用統計発表後のユーロ安に引っ張られて下落し、チャネルラインを下抜けた。
チャネルラインへのリターンムーブや、先週の下げに対しての半値戻しレベルは、絶好の戻り売りのチャンスか?
いずれはダブルボトムを狙いに行く相場であろうことを想定して戻り売り。
EURUSD (日足)
チャネル下辺(赤点線)を下抜けた後は勢いを増して1.1097も下抜けし、本流である下降トレンドに復帰。
戻りを形成しながら下落波動を形成し、雇用統計では一挙に下げた。
ここまでの下げが急であったので一旦は利食うか、又はそのまま利を伸ばしていくかの難しい場面。
いずれにしても、1.1244を超えない限りは売り目線に変わりなく、充分な戻りを待ってからの戻り売りとする。
長い間の継続的な下げが続いているので、急反発があることを想定して、利食いの逆指値設定は必須と考える。