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先週の金曜日に、日経平均では7月19日からのウェッジ上辺である13774円まで上昇し、
USDJPYでは5月22日からのトライアングルの上辺99.145にピタリとタッチするまで上昇した。
来週からの動きで、日経平均でウェッジを上抜ける力が加わった場合、USDJPYでもトライアングルを上抜ける事になり、共に拍車がかかり走り易い環境にある。
この場合、日経平均では上昇第3波が、USDJPYでは上昇5波がスタートするという可能性も秘めている。
一方、現レベルから下落に転じた場合は、各々の上値試し完了という形になり、調整波としての下落が再開することになる。
連動性の高い両相場は共に重要な分岐点上にあり、今後の方向を適確に見極めていきたい。
USDJPY
第2波調整波が単純形だった場合の第4波は複雑形になり易いとエリオットでは云われているが、
確かに、5月22日からの調整は上下動が大きく、トライアングルを形成しつつあるとも見て取れる。
現在は下降トレンドライン⑥に接触するまで上昇してきていて、
ここからの短時間足の方向が、どのように長い時間足に波及していくかで今後のトレンドを見極めたい。
スイングショート建玉は、⑥ライン越えからポジション調整を行い、100.00-05までで全撤退する。
下落再開の場合、基本は保持のまま。
但し、96.90割れ、95.80割れに時間がかかるような場合には、トライアングルを疑って早めに利確することも計画に入れる。
EURJPY
USDJPYの上昇に連れてブルーゾーンを完全に上抜けた。
かといって、ここからのロングは上値余地が限られ、EURUSDのトレンドが明確ではないので、様子見。
EURUSD (週足)
先週は、1.32~1.34(ブルー)のボックスを上抜けようとする動きをしたが明確には上抜けていない。
上抜け失敗となり反落に勢いがついた場合にはH&Sを形成する可能性が残るものの、
揉み合いが長引いている事を考慮すると、このままブルーボックスを上抜けて行く可能性も高まりつつあると考える。
この場合には、1.3710を目指すことになる。