自宅学習で子供に勉強を教える時のやりがちな失敗を2パターン挙げました。
どちらも行動習慣と目標の持ち方から来る失敗です。
保護者による家庭学習の指導は常に片手間です。勉強は将来への投資と保険なので、日頃の家庭生活と勉強はあまり関係ありませんからね。誰でも自分の仕事をしつつ我が子へ勉強を教えることになります。
分厚くて難しい「上等な」問題集を選びがちな方は、次の4つを3週間実践してみてください。とても難しいです。
・勉強時間の始めと終わりを固定し守る
・時間内に解く分量を教材から事前に決める
・実際に解いた量と、説教をしたかしなかったかを、カレンダーにただメモしておく
(事前に決めた量は書かない)
(とにかく他には一切何も書かない)
・眠い、お腹が減った、疲れた、トイレなどを申告させず勝手に子供に確保させる。
「勉強するよ」と直前に言っていませんか?
勉強中に話しかけて自分で作った問題を出していませんか?
あげるなら特別いいものをあげたいと思う時にやりがちな失敗です。
仕事の腕に覚えが出てきた時、
キャリアアップや新規開拓に燃えている時、
自分の経験に自信がある時にもやりがちです。
事前に決めた勉強時間に指導ができなくてもそこで終わりにしてください。
お子さんはあなたの膳立てに乗って動いています。
カレンダーにメモする内容を今一度ご確認ください。「解いたページ数」と「説教をしたかしなかったか」です。
何が「説教」のご判断に迷ったら、勉強が終わってもその子が自由に動けなければ「説教」に数えてください。
3週間終わったらお一人でただ眺めてみてください。
つづきは明日。
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