10月1日(火曜日) 曇り
今日から10月。来年1月に開催するコンサートに向けてそろそろ本気モードにならなくては。先日のお楽しみ会を終えて思ったのだが、イベント開催は準備が大切。成り行き任せでは絶対に無理だということ。フリーアナウンサーの古館一郎さんがインタビューの中で仰っていた。あの弾丸トークは周到な準備があってこそ。思い付きで話しているように見えるのは重ねてきた準備の結果であるということ。古館氏は準備がご自分にとっては本番であるともおっしゃっていた。才能というのは一部の天才を除いて水面下の努力の上に成り立つものなんだと改めて感じた。感動するほど大きな花は咲かせられなくとも練習と準備の結果に道行く人がほっこりできるような小さな花を咲かせられたら嬉しい。
さて、HPの準備がまだ整わないので、22日と29日の練習の要点を書き留めます。
【9月22日】
先生から:音程はアンサンブルにとってはものすごく重要。自宅ではピアノ、キーボード、チューナーなどを使い、耳で聴いて楽器の音を合わせる。スラーを練習する時は音が途切れないよう、弦楽器は弓の距離感、管楽器は息の持続を意識しながら練習し、テンポを掴むためにメトロノームを使って練習することが大切。(音楽は頭を使うものなんだなぁとつくづく感じる)
四声体和声:全体でどういう和音を作っているかを聴き、楽しむこと。一部のパートが半音変えるだけで全体の雰囲気が変わったりすることを発見できると楽しい。
コーヒールンバ:テンポ、リズムがこの曲の命。その為にはどう演奏すれば良いかを考える。同じ音の連続はどう展開すれば退屈な演奏でなくなるか。他のパートと呼応する箇所は独りよがりな演奏でなく会話をするように、またはやまびこのように、曲のイメージを考えながらやりとりできると楽しい。
黒人霊歌メドレー:イントロの不協和音を演奏する弦楽器は各人の音のバランスが難しい。一人が突出するのではなく全体に溶け込むような調和のとれた音が求められる。 メドレーの中の曲のイメージに合わせ、切り替えをすること。曲の出だしがメリハリをつける上でとても重要なので、しっかり指揮を見ること。
ヘンリー・マンシーニメドレー:同じメドレーでもこちらは同じ作曲家の曲ばかりなので雰囲気は出しやすいが、演技は必要。”シャレード”は前編のサスペンスの雰囲気から後編ロマンスに変わる切り替えの表現が見せどころ。ピーターガンの強弱記号は忠実に、強弱でジャズらしい自由さを表現できるように。spfはFFではない。
【9月29日】
先生から:普段の練習会場と違い、コンサート会場での演奏は音が曖昧になるので、本番はそういうことも意識しながら演奏することが重要。特に音の出だし、アタックが大切なので、弦楽器なら手元、管楽器は口元を意識し、タイミングを合をわせることがアンサンブルの鍵になる。
ワルツ(仮面舞踏会): この曲は楽譜に書いてある指示通り、忠実に演奏することが鍵。いくつかある”rit”はどの小節に書かれているかを確認し、その通りに演奏。感情移入せず、機械的に非人間的に演奏することがこの曲に求められること。
コーヒールンバ:テンポキープ、直球勝負の曲。異なったパートで同じメロディを演奏する時はを当たり前だが揃えることが大事。
黒人霊歌メドレー:”ジェリコの戦い”は一音、一音を粒だたせる。”アメイジンググレイス” ジャズっぽいアレンジなので力加減が難しい。ガツンと当てる箇所、力を抜く箇所、アドバイスを受けた箇所は頑張って練習しましょう。この曲に限ったことではないが、休符の存在価値を生かして。
【10月以降の練習予定】
10月6日(日曜日)9時~ 北部公民館
10月20日(日曜日)9時~ 北部公民館
10月27日(日曜日)9時~ 北部公民館
11月3日(日曜日)15時~ 北部公民館 **時間が変わりますのでご注意ください!
11月17日(日曜日)14時~ 北部公民館サークル発表会
11月23日(土曜日)9時~ 森の図書館 **曜日が変わりますのでご注意ください!
12月1日 (日曜日)9時~ 森の図書館
12月8日 (日曜日)9時~ 北部公民館
12月15日(日曜日)9時~ 北部公民館
12月22日(日曜日)9時~ 赤城福祉会館
2025年1月5日(日曜日)9時~ スターツおおたかの森ホール
1月11日 ジョイントコンサート
現在団員募集中!!
バイオリン、ビオラ、フルート、クラリネット、キーボード等
上記日程にていつでも見学していただけます!