12月10日(日曜日)晴れ
今日はコートがいらないくらいの暖かさ。歳を取ると人間はまるで変温動物のようになる。寒いと身動きが取れないが、今日のように真冬の寒さの後の小春日和は身体の温度調節機能がどうにかなりそうだ。だが、コンサート前の最終練習日のこの暖かさはお天道様に感謝。今一つ演奏に自信が持てないまま、コンサートが一週間後に迫った。
先生が練習の前に仰った”音を出す前のルーティン”。シニアアンサンブルを趣味の延長と始めた自分は何も考えずに音出しをしていたし、恥ずかしながら考えたこともなかった。団員たちの中にはちゃんと音楽を勉強された方も多いので、そんなことは常識なのかもしれないが、無知である自分は帰宅後にネットで調べた、”音を出す前のルーティン”の大切さをまとめてみることにする。
スポーツの選手が競技を始める前に行うルーティン、というと打席に立つ前のイチロー選手だったりゴール前でポーズを作るラグビーの五郎丸選手だったりが思い浮かぶ。彼らはポーズなりを取りながら、イメージ作りをしていたのだろう。演奏者もそういうイメージ作りが必要だということだ。その前に演奏する体の準備。正しい姿勢つくり。
-------【演奏するには体勢が大事】-------
足の裏はしっかり地面についてるか
足の上に足首、足首の上に膝、足と足の間に体の中心はあるか。
骨盤は前傾しすぎていたり、後傾していないか。
その上に上半身はまっすぐ乗っていますか?
頭は肩の目にぶら下がるんじゃなくて、肩の上に乗っているか。
そして次に呼吸が安定しているか。(フルート教室プレリュードのブログから拝借)
https://ameblo.jp/chofu-fl-prelude/entry-12752297534.html
先生もルーティンとして吐く息を長くと紹介していただいたが、寝る前にゆっくり息を吐く動作を何回か繰り返すと熟睡できるので、不眠症の方がいたら試してみてほしい。ヨガも太極拳もどんなスポーツも息を吐くことを重視する。緊張していると息を吐いていないことが多い。息を吐かないと筋肉が収縮する。書いている自分も緊張すると呼吸が浅くなるので、半眼にして”フゥーッ”と長く息を吐くことを演奏前のルーティンにしたいと思う。
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そして、体の準備ができたら楽器の準備。
日頃の雑念を忘れて、音作りに専念。周りの音を良く聴いて。
コンサートホールでプロの演奏家の音合わせを思い浮かべる。いくつもの楽器から響く”A”の音がまるでたった一つの楽器から響いてくるように宙にまっすぐな直線を引く。我々にもできると信じて心を解き放とう。
そして、【演奏中は必ず先生の指揮を見る!!】これが一番大切。
さあ、いよいよ17日はコンサート本番。
有難いことにコンサートの問い合わせも昨年より多くいただいているので、シニアの希望となれるよう、体力、気力を充実させて本番に臨もう!
17日(日曜日) 9時 スターツおおたかの森ホール集合