敬老の日 88歳の義理の母親を絞殺 53歳男を逮捕

2004-09-20 18:45:00 | diary
よりにもよって敬老の日にこんなむごい事件があったとか。
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20040920/20040920a4930.html

犯人だと言っている娘婿は、「頑固でわがままな義母がいなくなればいいと思った」と言っているらしい。
私はいつも、この手の殺人動機に対して非常に理解に苦しむ。
殺したあとのことをちょっと想像するだけで、
「義母がいなくなったところで、『義母がいた』という事実を消せるわけ
じゃないし、『殺した』という事実も残るのだから何の解決にもなるまい」
という結論はすぐ出そうな気がするのに。

追いつめられたらそこまで考える余裕もなくなるのだろうか?
それとも、あとはどうなってもいいから今の生活が嫌なんだろうか?

犯行動機とか、そこに至るまでの経緯というものは、単純に説明できる
ものではなく、色々なことが複雑に重なっているんだろうから、本人しか
わからないものなんだろうけど、でも、「本当に他の選択肢はなかったのか?」
という点だけは気になる。

この投稿をするためにニュースを検索していて、こんな事件もあったということを知った。

本当に、やりきれない事件が後を絶たない。
しかも、「家庭内不和」とか「看病疲れ」とか、自分の身の周りにも
起こりかねないことが原因(の一部)として挙がっているのが恐い。
本人たちにしてみれば「もう限界」だったのかも知れないけれど、
でもやっぱり腑に落ちない。