ただ必死で走ってた
盲目に
何も見えずに
いつの間にか あちこちで
壁にぶち当たって
僕の体は 痣だらけで
ボロボロになった
僕は立ち止まった
もう どの道を行けばいいのか
僕は分からない
この地球の地面に
僕は大の字に寝ころんでみた
僕は目を閉じた
静かに息をしてみた
目を開けると
深い青に
白い雲が浮かぶ
果てしない夜空が
広がっていた
見渡す360度の夜空に
道はない
ただ 世界が広がって
星の光だけが
僕を照らしている
僕は
あの光を目指そう
たどる道はなくとも
あの光を目指して
あの星に行こう
いつか
たどり着くまで